今回のテーマは「田舎暮らしのトラブルは人間関係だけじゃない!○○もある」です。
田舎暮らしでほとんどの移住者が生活に取り入れるものそれは・・、
・畑と田んぼ
そしてその時のトラブルの原因は「獣」つまり今回の○○は「獣害」です!
◎田舎暮らしを考えている人
◎田舎暮らしで田畑をやるつもりの人
◎田舎暮らしのトラブルを調べていた人
この記事を読めば
◎田舎暮らしのトラブルは人間だけでなく獣害も大変だとわかる
◎その対策方法もわかる
田舎暮らしのトラブルには獣害もある
田舎のトラブル、獣害とは?
これは被害を受けた当事者ではないとわからない究極の虚しさと絶望感があります。
収穫間近の野菜やお米が被害に遭うと、今までの栽培期間が水の泡に・・・。
では一体どのような野生動物たちに農作物がやられてしまうのでしょう?
シカ
基本的に群れで行動しています。夜中にやってくることが多く基本的に何でも食べます。
田んぼですと苗床で育てている稲の苗も食べますし、畑ですと植えたばかりの野菜の苗も食べられてしまいます。
夏野菜などもまるまる食べられてしまうので大打撃です。
特徴としては脅威のジャンプ力です1メートル80センチ位は飛べるので、背の高いネットを張って対策しないといけません。
イノシシ
鼻がよくきき、畑でも田んぼでも両方やってきます。
田んぼの場合は苗や稲自体を食べる事はあまりなく、田んぼの中を歩き、
土をほじくり餌を探したり、収穫前の稲を根こそぎ倒したりして、
体を稲や地面に擦りつけたりします。臭い獣臭がつき売り物になりません。
畑では芋類を堀り込起こしたりもします。シカと同じく何でも食べます。
また器用に鼻先と前足で土を掘ることもできるので、ネットの下にわずかな隙間があれば、そこから潜って侵入してきます。
サル
最も対策が難しいのが猿です。
常に高いところから人間の行動を観察し、素早く動き人目を盗んで収穫前の野菜を奪っていきます。
猿は田んぼに現れる事はあまりありませんが、被害が多いのは畑です。
集団で行動しネットの上からでも下からでも入り込んでくるので防ぐことがかなり難しいです。
土の中の芋でも掘り起こして食べますし、硬い大きなかぼちゃでも引きちぎって持ち去ってゆっくり食べます。
空砲での威嚇射撃などをして追い払ったり、畑や家庭菜園の周囲を完全にネットで覆い侵入させない工夫が必要です。
田舎の地元のおじいちゃん
本当に名探偵
『お前んとこのカボチャ、猿が走って持って逃げたぞ!墓の後ろでくってたわ』
確認するとうちのカボチャでした
『あの色、あの大きさ、お前んとこのやろ?😏』
ほんまスゴイです
90歳— こっこ@田舎暮らし案内人 (@505cocco) October 27, 2019
アライグマ
見た目はめちゃめちゃ可愛いのですが、アライグマはとうもろこしなどをきれいに剥いて、とってきれいに食べていきます。
夏野菜の醍醐味である採れたてが甘くておいしいとうもろこしがやられると、
かなり心が折れます。
クマ
今のところ僕は被害にあったことありませんが、
住んでいる地域では生息しています。何度か目撃されておりそのたびに警戒はしているのですが直接的な被害はありません。
しかし現代のクマは山のドングリなどの木の実の不足などから、街中へ降りてきて人間の残飯を食べたりもするそうなので、
当然、畑の野菜なども被害を受けてもおかしくはありません。
熊ほどの力を持つ動物になってしまうと、どうやって個人で対策するのかは未知です。
なので人間の世界に降りてこないことを祈るばかりです。
田舎暮らしのトラブルの獣害を防ぐには?
野生動物たちから田んぼや畑、家庭菜園を守るにはどういった対処法が必要でしょうか?
・直接防御する
・フェイントで騙す
直接防御する
支柱を立て、そこに硬い繊維でできたネットを結んだり、引っ掛けていくことです。
高さが足りない場合は上下、二段などでネットを張っていきます。
例えばこれにイノシシ対策ですと、下には30センチほど金網を埋めて残りは地上から出します。
そうすることによってイノシシのパワーにも対応する金属でできた金網の下段が完成します。
もしくは下の段だけトタン板などをはるというのも効果的です。
猿に関しては上からよじ登って入ってくるので、ビニールハウスで使われているようなアーチ型の金属の支柱などを組み立て、ネットをかけ、真上からの侵入を防ぎます。
人間の出入り口は扉をつけておくと便利です。
フェイントで騙す
一般的なのがカカシです。
その他にも電気が流れる電柵と全く同じもので柵を作り、
電気代削減のために実際は電気を流さない方法や。
キラキラ光る繊維でできたネットで囲う方法。
おもちゃの蛇をあちこちに置くと、猿は蛇が大嫌いなので警戒します。
このように動物が警戒するようなものを設置すれば、畑や家庭菜園などに寄ってきにくくなります。
田舎暮らしのトラブルの獣害対策がダメなら
収穫間近の作物をたった一晩で全滅させる可能性もある獣害。
今までの苦労が水の泡になり、数ヶ月の農作物の栽培期間が全てパーになってしまいます。
生活がかかっている農業では死活問題です。
どんなに個人で努力しても防げない場合はどうしたらいいのでしょうか?
罠の設置
免許が必要で、講習会に参加しないといけません。
きちんと手順を踏まえる必要があります。
もしくは自治体によって捕獲用の檻が貸し出されているところもあります。
猟友会
猟友会や狩猟で銃を扱うには免許を取らないといけません。
山に入り原因になっている動物を探し、殺さないといけないので、だいぶ手間はかかってしまいます。
あなたと同じように悩んでいる人たちは周囲にたくさんいるはずです、
そういった方たちと共同で猟友会などに依頼をし代わりに山に入ってもらい動物を駆除してもらうのも手です。
近年では狩猟ブームもおこり、自分で山に入り猪や鹿を駆除し、
加工して販売をしたり食料にしている人たちも増えてきています。
田舎暮らしのトラブルに獣害もある、のまとめ
◎田畑を全滅させるほどの脅威がある
◎動物によって悪さする特徴がちがう
◎サルは難しい
◎直接防御、フェイントでもダメならプロ仕事を求める
広い面積の田畑を意気込んでやるということは、それだけ管理面積が増えるということ!
初心者は欲張らず、家庭菜園から初めて、すこしずつ守備範囲を広げていこう~。
もし、どうしても早急に問題を解決したい、屋根裏まで侵入してきて獣臭い!
もうダメー!!という所まで悩んでいるならば、最後の方法として駆除のプロに丸投げしてしまうのも手です。
結局は自分で道具や備品を買いそろえて対処するよりも費用は安く早くつくかも!?
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