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【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

DIYでやる鶏小屋の作り方の「基礎と土台編」です。

前回はDIYでブロック基礎を作るところまでやりました。

まだ読んでいない方は先に【ブロック基礎編】DIYでやる鶏小屋の作り方<ニワトリも感動?>を見てくださいね。

今回はその続きです!

ブロック基礎の上に土台を設置していきます。

こっこ
こっこ
ちなみに土台ってここの部分ね
【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>
この記事で分かること
  • 土台の組み方
  • 長持ちする作り方
  • 必要な材料

 

こっこって誰や?
こっこです!
こっこ

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方:必要な材料

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

さっそく基礎と土台編で使う材料を紹介します。

そこまで大変な買い物でもないのでご安心を。

素敵な鶏小屋にしましょう!

【基礎と土台編】必要な材料:木材

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基礎の上に土台をのせますが、その一番の材料が「木材」。

角材で木種は「杉」、サイズは90mm×90mm×3000mm。

2021/07/05時点での近所のホームセンターでの価格は¥1080~¥1800。

ウッドショック?の影響で値段が急に上がりました。

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

土台は4辺分(4本)必要ですが、ケチって3本買い、余った部分同士を「継ぎ手加工」して残りの1本分にしました。

普通に4本買った方がラクよ。(もちろん設計したサイズによる)

https://twitter.com/505cocco/status/1402823042502303746?s=20

【基礎と土台編】必要な材料:アンカーボルト

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ブロック基礎の上に土台となる木材を設置しますが、ズレないようにしっかりと固定しないといけません。

角材に穴を開けて「アンカーボルト」を通して、基礎と固定します。

適切な部分に穴を開けて、位置を見定めて作業しないといけないので、神経使いますが、僕は邪道で(初心者向け)で施工しました、笑。

詳しくは後ほど。

サイズは240mmの長さのアンカーボルトで、それに一緒にセットする「座金」は4.5×40のものを用意。

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>アンカーボルトのてっぺんのナットの下に敷くのが座金です。図では書き忘れてます・・。

角材の高さが90mm、その下に敷くスペーサー20mm、コンクリブロックの穴の深さが190mmなのを計算して、長すぎず、短すぎずで決定。

全部で8ヶ所分(8本)用意しました。

【基礎と土台編】必要な材料:スペーサー

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基礎の上に直接土台となる角材を置くと、地面から近いので湿気を受けちゃいます。

シロアリの被害を受けやすくもなるし、できれば30年は持たせたいので(願望!)、ブロック基礎と土台の角材のすき間に「スペーサー」を設置。

サイズは102mm×908mm×20mm。

ホームセンターでなかなか置いていないので、ネットで購入。

 

【基礎と土台編】必要な材料:セメント

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セメントは基礎ブロックの穴埋めに使い、アンカーボルトを通して、土台と固定する役目を果たします。

このセメントが固まる前にアンカーボルトを差し込む計画。

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ホームセンターにいけば「インスタントセメント」などが売ってるとハズ。

コンクリブロックの穴は石を入れて嵩を稼げば、投入量をセーブできるのでオススメ。

水と混ぜ合わせる容器(舟やバケツ)、クワ、そして塗りコテがあればOK。

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方:木材の加工

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

僕のDIYでやる鶏小屋の作り方は、長持ちする方法を優先で考えてます。

それは基礎と土台も同じ。

地震や台風の多いこの日本で、大昔から建築に用いられてきた工法が「在来工法(軸組工法)」

耐久性に優れているし、何より「木を加工するおもしろさ」があります。

※正直、こんな凝った作り方しなくても建築金具を使えば楽ちんですよ。

【基礎と土台編】:木材にホゾ穴を作る

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基礎の上に設置した土台の四つ角には柱が立ちます。

その柱を差し込むためのホゾ穴を作ります。

30mm×60mmで深さは30mm。

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

必ず角材の「芯(中心)」から、指矩(さしがね)で正確に測って、線を引いていきます。

継ぎ手や仕口の加工のコツは「芯」から考えること。

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地道な方法
ホゾ穴の作り方
  1. 加工する線を引く
  2. ノミと金づちで周囲を打つ
  3. インパクト+ドリル刃で深さ45mmで穴を開ける
  4. ノミで掘っていく

これを4ヶ所、作ります。

 

そんなのやってらんねー!という人は、金物で固定するか、「角ノミ」というゴツい機械で穴を開けて下さい。

一瞬で作れます。

ヤフオクなどでたまに見かけます。

【基礎と土台編】:木材に仕口を作る

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基礎の上に設置した土台ですが、四つ角部分は重ね合わせて、お互いがズレないようにすれば、より安定します。

90度で交わるので「仕口(しぐち)」と言います。

僕が採用した加工方法は「腰掛けアリ継ぎ」。

受け(女木)になる角材の上に、男木がのしかかり、ハマると上下にも前後に動かなくなる加工です。

腰掛けアリ継ぎの作り方
  1. 腰掛け部分15mm、アリ部分15mmとする
  2. 深さは90mm角材の丁度半分の45mm
  3. 線引きした枠をノミで打つ
  4. 丸ノコ、深さ15mmで切り筋入れて、ノミで掘る
  5. 手ノコでアリ部分に切り筋を入れる
  6. ドリルで削り、ノミで整える
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腰掛けアリ継ぎはこんな感じです。

同一方向に木と木を繋げる時にも、「継ぎ手」として使えます。

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丸ノコとドリルでの穴開けや削り作業は、慣れるとめちゃくちゃ便利です。

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細かく刻んで、ノミで削っていくと速い。

ノミは必ず周囲の輪郭に切り筋を入れながら削っていく。

でないと、木目割れしてヒビが広がってしまう。

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線を引き直す。こういうときは小型の指矩が便利。

ノコギリで切り筋を入れられる深さまで入れる。

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刃幅30mmと15mmのノミがあれば便利。

インパクトにドリル刃をつけて、削ってもいい。

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これが完成形!

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計4ヶ所作ります。

柱用のホゾ穴と隣接しており、貫通していますが大丈夫。

https://twitter.com/505cocco/status/1400634987674619906?s=20

ここまでできたら、忘れずに防腐剤を塗っておこう。

土台は一番湿気をくらいやすいので二度塗りして、保護。

手に入る最上級の防腐剤と言えば「キシラデコール」か「クレオトップ」。

環境に配慮し、子供や動物に影響が少ないと言われているのが「オスモカラー」。

予算に合わせて選んでみて。

 

【基礎と土台編】:木材にアンカーボルト用の穴を開ける

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

基礎と土台の角材を固定するためには、アンカーボルトを通します。

コンクリブロック側はセメントで固めて、土台側はアンカーボルトのナットを締めて固定。

正確には設置する本数とピッチ間隔も決まってるハズですが、僕はテキトーにいきました。

1辺につき2本を等間隔で用意。

ドリル穴は角材の「芯」に、目視で左右の直角を意識して一気に開ける!

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少々曲がってても、下のコンクリブロックの穴に入れば大丈夫。

もちろん、アンカーボルトがちょうど入るサイズのドリル穴の径にしましょうね。

今回は15mmの穴です。

そして、下に敷く予定のスペーサーに干渉しない部分に開けること。

DIYでやる鶏小屋の作り方:基礎と土台を固定する

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

DIYでやる鶏小屋の大事な基礎、土台作りをいよいよ組み立てます。

今まで準備してきたものや行程を合わせていく作業です。

ドキドキ。

基礎と土台を固定する:木材にアンカーボルトを通しておく(初心者向け)

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普通は基礎のコンクリブロックに、先にアンカーボルトを刺してセメントで固めます。

その突き出たアンカーボルトめがけて、開けておいた角材の穴を通す。

でも、これ素人には結構ムズい・・。

こっこ
こっこ
知ってるもん、昔、友人宅で家を作った時、大惨事になったから・・。

なので邪道でいきます。

先に、角材の穴にアンカーボルトを通しておく!

そしてスペーサーも裏(下になる方)にビスで先に留めておく。

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この状態で、コンクリブロックの穴に入れた固まる前のセメントに刺す!

逆転の発想!逃げ腰!笑

基礎と土台を固定する:セメントを作り、基礎ブロック穴に入れる

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

次に、基礎のコンクリブロックの穴に入れるセメントを作ります。

カンカン照りだとスグに固まってくるので、日陰がベスト。

水分の入れすぎに注意して練り混ぜましょう。

完成したら、今まで空いていたブロックの穴、全て埋めていきます。

ここからは時間勝負、近くに土台の角材もセットしておくこと。

基礎と土台を固定する:ブロックの上に木材を設置する

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

ようやく基礎の上に土台を設置していきます。

まずは女木(めぎ)の仕口を作っておいた辺から。

重ね合わせたら「受け(下)」になるので、先に設置。

アンカーボルトを乾く前のコンクリブロックの穴に入れて、基礎ブロックの中心にのるように調整。

その後、違う辺(男木・おぎ)も乗せていきます。

きちんと「腰掛けアリ継ぎ」ができていれば、角でハマるハズ。

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>

僕は、3本分の端材が勿体ないので、「腰掛け鎌継ぎ」という継ぎ手を使って、連結し1辺分の角材を作りました。

端材で1本分作ったってことね。

みんなは、そんな面倒くさいことしなくても、買えばいいと思う・・。

あとは、セメントが乾くまで放置で、雨がかからないようにビニールシートなど。

アンカーボルトが動かなくなったら、改めてナットを締めて完成!

https://twitter.com/505cocco/status/1411200854120488962?s=20

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<まとめ>

【基礎と土台編】DIYでやる鶏小屋の作り方<30年は持たせたい!>
まとめ
  • 角材は必要な総本数を考えておく
  • カンタンなのは建築金物で固定すること
  • ホゾや仕口は覚えておくと便利
  • 一度、仮組みをしてハマるかどうか確認しておく
  • 素人だからこそ、確実に成功する方法でやる
  • 防腐剤を忘れずに!

以上が、基礎と土台編でした!

DIYでやる鶏小屋の作り方も本格的になってきました。

近年は大型台風や大雨で、建物が壊される被害が相次いでいます。

少しでも長持ちして、丈夫な建て方をしたかったので、時間のかかる方法で作っています。

でも何より楽しい!

自分の「手と頭」で建物ができあがってくのは本当に感動します。

これができるのも田舎暮らしの醍醐味ですね。

では、また次回をお楽しみにー。

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