今回のテーマは「助産院での出産をあきらめ産婦人科へ【田舎暮らしでわかったこと】」です!
結論からいうと
助産院での出産はできませんでした!
田舎暮らしの中で「出産」をむかえるとどのような流れになったのか
今回はそのあたり、こっこ家の場合を紹介します!
✅助産院で産むと決めた理由
✅助産院と産婦人科の違いとは?
✅通院と入院、田舎の場合
✅個人病院での出産
今回の記事はこんな方が、読みたくなる
- 田舎で出産を考えている方
- 田舎暮らしで自然なお産を考えている方
- 助産院で出産したいと考えている方
- 助産院で出産できない場合を知りたい方
助産院で出産すると決めた理由
助産院で出産すると決めていた我が家。
自分たちで、自分たちだけの暮らしを手作りで作りあげていく、そこに人生の幸せがある、というコンセプトでした。
ですので
妊娠=自分のこと、自分が受け持つもの
出産=病院で医者が受け持つもの
という区別されている現代の流れには不満でした。
特に妻・本人も「自力分娩・自宅出産・助産院」に強烈に憧れていました。
いろいろ調べた結果
✅自宅分娩が第一希望
✅本番は助産師さんが自宅に来てもらう
✅それまでは助産院に通う
✅助産院での出産でもOK
となりました。
でも、まぁ、そんなに甘くはありませんでした・・。
助産院で出産を準備しながらも産婦人科へ
助産院での出産を目標とし奮起。
田舎暮らしではありましたが、素晴らしい助産師さんと助産院を見つけ1時間かけて通う日々。
移動時間と場所は田舎暮らしでは重要、遠すぎると雪が降ると大変!
お腹の中で大きくなっていく我が子に愛情がどんどんわきました。
しかし、当初より助産師さんから説明を受けていた部分にひっかかり始めました。
それは助産院と産婦人科の違いにも直接つながります。
助産院での出産ができる場合は?
助産院での出産には条件があります。
✅妊婦に合併症がない
✅35歳未満・初産の高齢出産でない(受け入れは助産院の方針にもよる)
✅赤ちゃんが逆子でない、双子でない
✅以前に帝王切開を受けていない
✅妊婦の体調や赤ちゃんの体調に問題がない
これらがそろってようやく助産院や自宅での「自然分娩」ができます。
こっこ妻は結局最後の「体調」問題がひっかかって断念しました・・。
助産院での出産のメリット
助産院で出産するメリットとはどんなものでしょうか?
✅畳などで好きな体位で産める(分娩台に座らなくていい)
✅アットホーム(助産師さんや家族が近くにいる)
✅家族も立ち会い出来る(おさない兄妹でも付き添える)
✅すぐに助産師さんのケアを受けられる
うちは出産までは助産院で経験できなかったのですが友達夫婦を紹介すると、気に入ってその助産院で出産していました。
やはり上のメリットをとても喜んでいました。
田舎の助産院は必然的に自然に近いところにあり、心身のリラックスが促進。
例えば出産直前の泊まり込みでも、散歩は美しい森や林、河原などが普通にいけます。
助産院での出産のデメリット
助産院での出産のデメリットはこういったものがあります。
✅医師がいないので医療行為ができない
✅陣痛促進剤、帝王切開、吸引分娩、会陰切開もできない
✅高齢出産、双子、切迫早産、早産も受け入れできない
✅以前に帝王切開をしているとできない
つまり、「もしも」の時の対応が現場ではできないということ。
でも、そのために日頃から診察をして、医療機関と必ず連携をとるようになっています。
ですので、ベテランの助産師たちも出産までに問題が起これば、冷静に産婦人科病院での受け渡しを行います。
そこはもう法律で決まっているので妊婦さんは受け入れないといけません。
このような流れで順調に出産途中まできていても、条件にひっかかると助産院や助産師さんとはお別れです・・。しくしく。
ですが「命を守る」という使命に対してはどちらのスタイルも同じです。
医師はより安全に出産をサポートしようとします。
無事に産まれればそれが「最適解」だと思います。
田舎であろうと必ず助産院は近くの産婦人科と連携義務があるので、もしもの時も大丈夫。
助産院での出産をあきらめて産婦人科へ
助産院での出産はどうなったかというと・・。
結局、お腹の子供が小さくて低体重すぎる、妻自身も小柄だということで隣町の大きな総合病院の産婦人科扱いに。
ショックでしたが、受けれました。
待ち時間もめちゃめちゃ長く、流れ診察で無愛想な先生で助産院とは違った雰囲気でどっと疲れたのを覚えています。
さらにショックだったのが
こうして、仕事が休みの日は妻とお腹の子供に会いに病院へ通う日々に。
助産院での出産はできなかったけどやっと会えた長男
出産の予定日をすぎ陣痛が。
子供の容態もイマイチで心拍も低下したりしていたので緊急帝王切開に切り替え。
あっという間に長男誕生。
助産院で産みたい、自宅で産みたいと思っていたこっこ夫婦ではありましたがいろいろあって、受け入れて、その結果出会えた我が子でした。
妻の素晴らしい一言が忘れられません
理想の田舎暮らしに憧れていた自分としては気づきをたくさんもらえました。
助産院での出産メリットをもう一度!長女の場合
助産院での出産を夢見ていた事を、忘れかけていた頃に二人目妊娠。
ここで妻の想いが再燃。
自然分娩をサポートしてくれる助産院や産婦人科は9割方、帝王切開してる経産婦は受け入れてくれません。
一度、帝王切開すると2回目以降も帝王切開が主流となっています。
お腹に負担がかかるので、一度切っていると、もしもの出血があるかもしれませんので。
助産師も医師もリスクはとれないのです。しかし・・、
こんな田舎じゃあ、特別な助産院や産婦人科はないだろうと、あきらめていたら、友人が
どうやら、全国的にも珍しい先生がいる個人クリニックがあることが判明!
田舎なのにラッキーっと思っていったら、そこもなかなかの田舎、笑
そんな中に立派な神殿が。そこが個人クリニックの産婦人科病院でした。
助産院での出産と真逆の世界
助産院の出産とは全然違う世界が待っていました!
最初に言います、非難してる見出しではありません!
そういう意味ではなく、至れり尽くせりの意味です。
もう「セレブ」状態なんです。
中にはカフェもあって、出されるお菓子や食事は全て自然派食材。
個室も広くて快適、TVに雑誌、キッズスペース・・。
さらに僅かなプラス料金で、出張シェフが来てくれて
レストランでキャンドルでフレンチ・ディナーの食事まで!
で、長女の誕生になるのですが、逆子でした!
結局、また自然分娩できず帝王切開であっという間に出産。
こうしてこっこ夫婦は助産院から総合病院の産婦人科、個人クリニックまで経過をたどり
2人の子供と出会えました。
助産院での出産を断念し産婦人科へ、分かったこと
結局、助産院での出産を夢見ていた日々でしたが、叶うことはなかったです。
田舎暮らしをしていて、今回、思い出しながら書いてみました。懐かしかったです。
では、【田舎暮らし】の観点からまとめてみます。
✅田舎暮らしで出産をするなら助産院や産婦人科を確認しておくこと
→自宅からせめて車で1時間半くらいであるかどうか?
→そもそも産婦人科があるかどうか?
✅産むスタイルに固執しない。田舎暮らしでも命優先
✅田舎の助産院は環境が最高、癒やされる。
✅田舎でも隣町に大きな病院があれば安心(人口5万人がおすすめ)
✅運がよければ田舎でも好条件の個人クリニックがあるかも?
これから田舎に移住して、家族をもちたいと思っている方、参考にしみてください!
子供が産まれるまでにパートナーとたくさん遊びに出かけましょう。
産まれると育児で、夫婦だけででかけることができませんよ~。
以上、まとめでした!
その他子供の入院付き添いの真実。大変なこと、わかったこと。 では都会、田舎にかかわらず子供が入院したときに役立つ記事を公開中です!ぜひ、予備知識としてお読みください~。
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