今回のテーマは「未経験者向け,セルフビルド・セルフリフォームの方法」です。
自分でゼロから家を建てることを「セルフビルド」
それに似たようなジャンルで自分で家の改修をすることを「セルフリフォーム」といいます。
憧れさん応援ブログなので、今回は具体的なテクニックなどではなく、素人や未経験の人が「自宅をセルフリフォームして住みたいな」と思った場合を想定。
何を用意して、何に気をつけて、どういったおおまかな流れになるのか?の要点などを説明していきます!

✅まず用意するもの
✅セルフリフォームの大まかな流れ
✅セルフリフォームの注意点
この記事はこんな人向けです
- 自分で家を作りたい人
- 自分で家を改修したい人
- まったく何もやったことがない人
- 憧れていて、妄想して楽しんでいる人

【田舎暮らし】中古住宅を自分でリフォーム、ただの皿洗いだった僕が最初にしたコト。
合わせて読みたい!
【未経験者向け】セルフビルド・リフォームの方法。これを読んだら流れが分かる。

【未経験者向け】セルフビルド・リフォームの方法を見ていきましょう~!
未経験でセルフビルド・リフォームをしたいなら
セルフビルド・リフォームをした方のブログはこちら
ログハウスや在来工法(いわゆる日本家屋)といろいろな家で挑戦されますねー。
ウズウズしますね。
ちなみに僕が参考にした本はこちら
最近、いいなと思ったのはコレ
そして、こういう勉強の方法もあります!
体験して見ると一気に成長しますよ。
僕もNPOが開催していたセルフビルド塾のイベントで数回通って、ど素人でしたが、木材の刻みや、電動工具の使い方など初めて習いました。
まずは情報収集です。
ほとんど大工などの知識に集約されますが、水道や電気といった特殊な技術も必要な箇所もあるので、自分でできそうなところだけ絞ってセルフビルド・リフォームするのも良いやり方です。
未経験でセルフビルド・リフォームするなら道具はコレ

セルフビルド・リフォームに必要な工具は中古で購入しても良いですし、今後を見据えて新品を買うのもありだと思います。
今回限りだけというのであれば人から借りるのもオーケーですが、
なぜならほとんどが消耗品なので素人に貸してしまうと、壊されたりする可能性があるから。
大体の人がセルフビルド・リフォームを経験するとやみつきになります。
あれも直したいこれも作りたいという欲求が出てきますので、購入して自分専用の工具を持っておいても全く損はなし!
・インパクトドライバー・丸ノコ
・丸ノコガイド・スケール
・水平器・金槌・バール・ノコギリ・ヤスリ
全て揃えると10万円ほどは行くと思いますが、プロの業者に頼むことと、今後への展開を考えると安い値段ですね。
未経験でセルフビルド・リフォームするなら人を集めよう

セルフリフォームの範囲にもよりますが、僕のように3部屋4部屋分を解体して床を剥がして新しい床を作ったり、お風呂を作り直すとなると未経験者で1人はしんどいです。
もちろん1人作業が好きな方はいいと思いますが、最低もう1人いたほうが作業も楽しく安全にできます。
特にたくさんの人数を呼びたいときは2つあります。
✅最初の解体作業
これは1人でちまちまやるよりも、みんなで不必要な壁をぶち壊したりゴミを撤去したりと、人海戦術が効果を発揮します。
✅高所作業
屋根の張り替えや、屋根の下地張り、瓦の葺き替え、高いところに荷物を運ぶので、人がいたほうが安全に荷物の移動ができ、分担すれば作業効率もぐっと上がります。
未経験者向け、セルフビルド・リフォームの流れ

未経験者向けのセルフビルド、リフォームをみていきましょう!
①セルフリフォーム用の簡単な図面を書く
わざわざパソコンなどを使わなくてもいいので、手書きでもいいので変更前と変更した後の手書きの図面を描きましょう。
あるいはざっくりのイメージ図でもOK!
②セルフリフォームに必要な材料を注文
床に必要な畳や床板の枚数や面積はどれぐらいかな?
自分が使用したい商品の枚数まとめて注文をしましょう。
その時は送料もできるだけ安い会社を探すこと!
そしてもう一つ注文で忘れがちなのが解体したときに出るゴミを入れておくコンテナやゴミ袋、またはゴミ引き取り業者への連絡です。
③セルフリフォームはまずは解体作業から

バールや大きな木槌などを使って不必要な部分をどんどん外し、解体し撤去していきましょう。
天井を落とす際は、ヘルメット、ゴーグルとマスクは必須ですよ!!
④セルフリフォームで難しいのは電気配線
電気線や配管の位置を自分で確認できる方が良いのですが、わからなければプロの人に聞くこと。
見に来てもらい、相談にのってもらいましょう。
日常生活にとって邪魔になる配線などは、隠したほうがすっきりするので、ここはハードルが高いのでプロに頼むのが無難。
ただし勉強がてらに作業をみせて貰いましょう!
⑤いよいよ届いた材料でセルフリフォーム開始

好きなように、好きな材料で、思う存分やってみてください。
きっとあちこち失敗しますから、笑
漆喰の塗り直し、床板のスキマなどいろいろでてきます。
大変ですが楽しんでください!
⑥セルフリフォームの最後は生活に必要なもの作る

構造部分の改修などが終わると、最後はいよいよ生活に必要な棚や収納スペースといった箇所にとりかかります。
実際に暮らすイメージを膨らませて考えてみてください。
だいたいが余った材料で作れちゃいますよ。
未経験者向け、セルフビルド・リフォームの注意点

未経験者がセルフビルド・リフォームで注意することを見ていこう!
未経験なら電動工具の基礎は経験者から教わること
特に切断関係の電動工具はミスをすると、指を切ったりなどの大怪我につながりますので慣れた人にまずは教わりましょう!
↑ぼくが使ってるのと同じタイプの日立工機です。
セルフビルド・リフォームは計画通りにかない!

追加で改修したり、組み立てたりする箇所も出てきますし、段取りを間違えたり、木材を組み上げる順番を間違えたり、カットしたらダメなところを切ってしまったり・・・
もう、オンパレードです。
その分、完成した我が家にはとてつもない愛着がわくのでとても豊かな気持ちにはなりますよ。
セルフビルド・リフォーム中にかかるあの費用

セルフリフォームする時、最初から住みながらの改修作業だと家賃等はかかりません。
でも、僕のように借家住まいをしながら購入した家に通っているとなると、持ち家はあるのに賃貸物件に支払いをしないといけないという無駄が出ます。
ダラダラ作業せず、目標立てて取り組んでください。
ただし予想通りにはいかないのがセルフリフォームの辛いところでもあり醍醐味です。
セルフビルド・リフォームに完璧な方法はない
セルフリフォームで美術品のような作品を作ったり、神社仏閣を手がけているような神業を持つプロの大工さんのような、細かさを求めて作業をしないでください。
基礎部分はミリ単位の調整が必要ですが、その後は床板の水平さえ気をつければ、後のガタつきや、隙間などは埋めたり削ったりしてなんとかなります。
ですので完璧なリフォームを追求するよりも、早く住める状態に持っていきましょう。
セルフビルド・リフォームは全てを自分でしなくてもいい

わからなかったり時間がなければ潔くプロに頼むのもありです。
全く間違った方法でやっていて、時間ばかりかかっていては、大切なお金が無駄になる可能性が。
自分の技術と時間を天秤にかけてセルフリフォームをしましょう。
「何が何でも自分でやらないといけない」と、凝り固まらないように気をつけましょう!
さあ、未経験者でもセルフビルド・リフォームを始めよう

大まかな流れや必要なものはわかったでしょうか?
✅情報収集する
✅道具を揃える
✅仲間を集める
✅イメージ図を書き、材料を揃え、好きなように組み立てる
✅計画通りにはいかない
✅危険なことは習う
✅プロにも頼ればいい
安全な作業を心がけて夢のマイホームを作りあげてくださいね!
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