今回のテーマは「田舎の空き家をリノベーションする前にDIYスキルを身につけよう!」です!
田舎暮らしするにあたって、おそらくあなたが直面する問題と課題が
家屋の改修です。
憧れませんか?かやぶき屋根の古民家や大きな平屋、蔵があったり、木造の倉庫、
リフォームしてアトリエに・・・、カフェに、書斎に・・。
夢が膨らみますよね!
僕も都会暮らししながら頭の中ではずっと妄想してワクワクしていました。
それと同時に疑問と不安も感じていました。
そうなんです、あなたの疑問と不安は【12年前の僕】、そのままです。
なのでもしあなたが、田舎暮らしをしてみたい、興味があるという状態でしたら
きっとこのリノベ問題も頭の片隅にあるかもしれません。
この記事では僕の体験からまったくの未経験の素人が自力で空き家のリノベーションを成し遂げた、そのきっかけと移住前の準備をお話します!
ぜひ、参考にしてみてください!
✅リノベの前に必要なコト
✅リノベの為にまずはこれを手に入れよう!
✅初心者が作りやすいモノ
✅おすすめの参考本はこれ!
そしてこの記事はあなたに届けます
- 田舎暮らしで空き家のリノベーションを夢見てる人
- 都会暮らし、まだ何も行動できない人
- 前々から気になる空き家を見つけてる人
あなたはいったい、何カエルなの?
◎20代は飲食店勤務
◎レストランのサービス、カフェのサービス、調理補助
◎皿洗いの要領と速さは自信あり(笑)、ごく平凡な若者でした
◎そこから田舎へ移住。
◎1年間かけて築40年の空き家をリノベしました。
さて、そんな僕が20代後半から考え始めていたのが田舎暮らしでした。
田舎の空き家をリノベーションする前にDIYスキルを身につけよう!
今の仕事と都会暮らしの中で、何ができて、何を準備したらいいのか?
来たるべき憧れの田舎暮らしにおいて、必ず必要になり、自分でも挑戦してみたいと思ったのが、自分で空き家をセルフリノベーションするということでした。
その基礎となるのが
DIY技術でした
DIY(ディー・アイ・ワイ)とは、しろうと(専門業者でない人)が、何かを自分で作ったり修繕したりすること。英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「自身でやる」の意。「D.I.Y.」とも。
-出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)-
という意味になりますが、田舎暮らしに挑戦したいあなたは、ひょっとしてこっちの理念の方に共感があるのでしゃないでしょうか?
僕もこの考え方は素敵だなと思います。
DIYとは、お金を払って他者(業者)にやらせるのではなく、自身で(つまり自分の身体を使って)何かを作ったり、修理したり、装飾したりする活動のことである。「自分でできることは自分でやろう」という理念のもとに行う諸活動である。
DIYは、専門の業者に依頼すると費用が高額になることを比較的安価に行えること、自分にぴったりのもの(いわば自分だけのための「特注品」)をつくることができること、全てを自分自身でやることにより充実感・達成感を得ることができること等々が利点として挙げられる。
-出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)-
そうなんです、田舎暮らしとは
自分で暮らしを作る、つまり、
自分を最大限使って、等身大の暮らしを具現化する喜び
これに尽きると思います。なので自分オリジナルの商品やリフォームなどができた時には、
人生において自己肯定感が高まり、充実感と達成感に包まれ幸せを感じることができます。
もし、仲間がいればさらに喜びをシェアでき最高でしょうね!
まさに、田舎の空き家のリフォームに備えてDIYを勉強することは田舎暮らしの理念にもつながることだったのです。
【誰もが気になる】田舎暮らしは賃貸と持ち家のどちらがいいの?
空き家リノベーションの基礎、DIYに必要なもの
そんなの技術持ってないよ!とがっかりしたあなた安心してください。
ただの飲食店の皿洗い男が空き家を自分でリノベするまでになった「できるDIY」を解説しますから!
田舎暮らしが始まった時、おそらくあなたはほとんどの確率で築30年40年以上の古い家に住むことがあると思います。
そこでは床が傷んでいたり、雨漏りがしていたり壁が剥がれていたり、また欲しい家具がなかったり、玄関の上がり框(かまち)が異様に高かったりと不便を感じることでしょう。
そういった状態と向き合うことが増えてくると思います。
そういう空き家のリノベーションを想定して、DIY初心者がまず持つべきモノはこちらです。
空き家リノベーションに必須!インパクトドライバー
マキタや日立、ボッシュといった有名なメーカーが色々ありますが、ぶっちゃけどれでもいいと思います。
だって初心者だからわからないですよね?
今の都会暮らしで毎日大工さんみたいに使うわけでもないですし(移住したらめっちゃ使うけど)、僕の経験ではどのメーカーのものもしっかり働いてくれたのでいい印象しかありません。
そもそもこれは何をする道具かというと木材と木材をつなぎ合わせひっつける「ビス(コースレッド)」というネジを打ち込む為のドリルです。
インパクトと名前がついている様に、回転しながらも打ち付ける動作も入っているため、力強く素早くビスを打ち込むことができます。音はけっこううるさいです。
打撃や回転数を抑えてやさしく打ち込むモードもあるので最初はそれで慣れたらいいと思います。
上記のインパクトはパワーのある18V なので他の電動工具とバッテリーを共有できると思い、使ってますが、初心者にはこっちがオススメです。
14.4Vなのでパワーは落ちますが、力負けしないので、女性や初心者にはこっちの方がオススメです。
空き家リノベーションに便利!ノコギリ
これは何となく分かるのではないでしょうか?木材を好きな長さでカットするときに使う道具です。
実は種類や形状も結構あって、古くなった刃を交換できる「替え刃式」もあり、消耗品である刃も別売りであったりします。
これに限っては間違って購入して欲しくないので「両刃のこぎり」をおすすめします。
これは材木の繊維にそって平行に切っていく「縦引き用」と繊維を断ち切るように切断する「横引き用」が一緒になったノコギリで大変便利です。
刃が両サイドについているので(写真参考)、用途に合わせてすばやく変更でき扱いやすいと思います。
夢への一歩なので、庭やベランダ、室内ならシートを引いて切り屑に注意しながら作業してみてください。
空き家リノベーションの隠れた一品、サンドペーパー
たぶん、「なんじゃそら?」と思われてるかも知れませんが、サンドペーパーとは紙や布に研磨剤や研磨できる素材が付着していて、材木や金属をこすると磨いてくれる道具です。
今の生活の中でDIYで作ったものを紙やすりで研磨して、木材の角を丸くしたり、チクチクひっかかる箇所を滑らかにしたりと、生活の中に作ったモノを溶け込ませるときにはけっこう必要な道具です。
こすればそれだけ目詰まりして摩耗しますので消耗品ではありますが、値段も安く軽いのでもっていて損はないでしょう。
田舎暮らしに必要なの??と思われるかも知れませんが、切ったり、ひっつけたりも大事な作業ですが
「滑らかにする」という作業は実生活の中で快適に直結します。
作ったDIYの作品が自分や家族を怪我させない為にも、その感覚と意識を持って貰うためにあえて紹介させてもらいました。
空き家リノベーションの仕上げに必要、塗料(ペンキなど)
できた作品に色を塗ると一気に本格的な味わいになります。お好みの色を買ってきて塗ってみましょう!
塗料も種類は豊富で解説すると終わりがないので、ここでは割愛させてください。
屋外で使うモノなら雨風に耐えられるように「防腐剤」が必要かもしれませんし、室内の家具などでしたら「ニス」という表面を美化して保護してくれる塗料もいいと思います。
また塗る作業には刷毛やローラー、ぞうきんやシートがあれば周りを汚さずきれいに濡れると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
「塗る」という作業も将来の田舎暮らしにはでてくる作業です。
空き家リノベーションの基礎、DIYを練習する!
では、以上の道具を手に入れたとして今の暮らしの中でどんなモノを作ってDIYの練習をしたらいいのでしょうか?
ずばり僕のおすすめは
本棚作りです
これに尽きます。
もうこの本棚作りに基本的な作業や道具の使い方が全て詰まっているといっても過言ではありません。
・切る ・つなぎ合わせる
・滑らかにする ・色を塗る
基本的には田舎暮らしで家に立ち向かうときもこの作業の応用になりますので、まずは小さな本棚作りからトライしてみてください。
ちなみに作った本棚は移住先へと持って行っても邪魔にならないので一石二鳥です!
- ①ホームセンターで板を買ってきてください、薄すぎると割れるので気をつけましょう。
- ②好きなサイズでノコギリでカット、ビスとインパクトドライバーで固定、
- ③木工ボンドや接続金具も補強として使ってみましょう。
- ④箱の中に仕切り板をつけて、紙やすりで研磨!最後に色を塗ったら
- ⑤それでもう本棚の完成です!!
そして、この技術があれば靴箱でもできますし小物ラックにも応用できます。
そして手作りの郵便ポストも作れます!
まずは都会暮らしではこのぐらいの小さなDIYで大丈夫です
全くやったことのないことをやってみてそこで起こったたくさんの疑問やわからないことを調べながらやっていくうちに応用が効くようになります。
これこそがDIYを通して学ぶべき姿勢だと思います。
下手でもいいんです!売るモノじゃないし、勉強です。
だから大丈夫です!
あなたもできます!女性でもできます。
週末、小さなDIY大工さんとしてぜひ、挑戦してみてください!
レベルアップすれば家の修理もできます!
頑張ってください!
では、最後に僕が勉強に使った
お勧めの書籍を紹介しておきますね、どうぞ参考にしてください!
【未経験者向け】セルフビルド・リフォームの方法。これを読んだら流れが分かる。
空き家リノベーションのDIYスキルにおすすめの参考本はこれ!
1,自休自足【雑誌】
もう、僕の青春のバイブルですね(笑)、すみませんが、これに直接DIY技術の解説とかは出てきてないのですが、「こういう感じで作ってみたい」とか「こういう風に将来リフォームしたい」とイメージさせてくれる本です。
現在は廃刊になっているので古本屋かネットで手に入れるしかありませんが、どの刊も田舎暮らしの憧れを満たしてくれるのでおすすめです!
僕は好きすぎて、お話を聞きに本の中で紹介されている田舎暮らししてる家族に会いに行ったぐらいです(笑)
2,チルチンびと【雑誌】
すみません、これも直接のDIY技術ではないです、はい・・。(苦笑)
すみません、しかし、これもバイブルです!!
こういう風にリフォームしてみたい、とか、「この家具真似てみたい!」などネタの宝庫です。畑や庭、キッチンの写真も多く、憧れが広がりますので今からのDIY勉強のモチベーションになるのは間違いありません!
薪ストーブ特集の刊も素晴らしく、この本を読んで薪ストーブを導入したぐらいです。
火のある暮らしはめっちゃいいですよ!
3,丸林さんちの 手づくり家具帖【本】
この本めちゃくちゃいいですよ!ちゃんと作り方も解説してくれてます。
結構、他のDIYブログでも紹介されていて、簡単な作品から難易度の高いモノまで段階的に作っていける感じですし、
何より、おしゃれ!見てるだけでもワクワクします。
素人ながら見よう見まねで作ったときは、勝手にセンスのいいモノができてしまったので勘違いしていましたが(苦笑)。
未経験でも分かりやすく書かれてますし、女性でも大丈夫だと思います。
また他の本も思い出したら追記していきます。
僕の思い出は3、丸林さんの本で作ってみて、
1と2の雑誌で大妄想して一人で興奮してましたね(笑)
このパターン、きっとわかってもらえると思うのですが・・・。
素敵な田舎暮らしに向けてDIYの練習を楽しみながらがんばってみてください!応援しますね!!
では。
あなたは善し悪しの判断ができますか?
空き家見学の時に持参できる、
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