今回のテーマは「移住者の支援制度知らないの?田舎に定住するなら使わないと損ですよ!」です!
過疎化で悩む自治体はあの手この手で都会からの移住者や、Uターンで戻ってくる人を支援制度で取り込む活動しています。
移住者はこの制度を使わない手はありません。
地元の人から見れば羨むような手厚い補助や、優遇を受け取ることによって、移住初期の不安定な状態を助けてくれます。
賢い移住者は、徹底的に調べて有効活用していますよ!
え?ぼく・・?ぼくは・・。のちのちお話します、笑
- 移住者の支援制度とは?
- 移住者の支援制度の注意点
- 僕の失敗例
わたくし、こっことは..
移住者の支援制度知らないの?田舎に定住するなら使わないと損ですよ!
移住者の支援制度を知っておくと、地域に定住する際に大きな助けとなります。
見ていきましょう!
そもそも移住者の支援制度ってなに?情報はどこでわかるの?
- 自治体が実施
- 積極的な移住を促すための優遇制度
- 補助金、助成金などお金の支援もある
- 仕事や家の支援もある
- Uターン、Iターンなどにも対応
移住者は田舎の地域の定住が不安で心配、自治体は人口減少や過疎化を防ぐために受け入れを拡大したい。
この両者の思いを繋ぎやすいのが「支援制度」です。
実際、移住者もこの制度を調べ、少しでも不安解消につなげたいという思いがあります。
【地方行財政】
「移住相談に関する調査結果」
平成27年度中に受け付けた相談件数は142,000件で、相談を寄せた移住希望者の関心事項は、
(1)住まい
(2)仕事
(3)移住者支援制度
の順となりました。 https://t.co/pKWnyTfbOu— 総務省 (@MIC_JAPAN) June 24, 2016
こういった支援制度や移住情報は以下で探せます!
- 各自治体のHPの「移住定住ページ」
- JOINのサイト→コチラ
移住者の支援制度でどんな情報の相談が多いのか?
移住者が関心のある支援制度はどのようなものがあるか、見ていきましょう。
移住者の支援制度:住宅について
住まい支援制度で最も援助内容が高いのが住居の提供です。
あらかじめ住める状態の家が紹介され、引っ越しをしてくればすぐにそのまま住めるというもの。
一から自分で家探しをする必要がなく、時間は短縮できますが、自分が希望する理想の家とは限りません。
また提供には2つのパターンがあって「賃貸」と「購入」のパターンです。
賃貸であったとしても家賃はかなり安く、移住者とってはかなり魅力的。
紹介されるような物件状況はもちろん古い家が多く、若干手直しが必要かもしれません。
しかし、移住者向けの支援制度ということもあり、ひどい状態の家はまず紹介されないのでご安心を。
例えば
- 定住のために住宅購入し転入した世帯に最大100万円交付
- 固定資産税相当額3ヶ年分
- 家族1年間無料温泉パスポート
- 詳しくはコチラ
- 10年以上居住予定の方
- 住宅の新築、リフォーム、購入補助
- 最大200万円
- 詳しくはコチラ
などもあります。
移住者の支援制度:仕事や事業について
住まいとセットの支援制度が移住者向けの仕事の紹介です。
これも自分で一から仕事を探す必要がなく、何かの仕事につけるという安心感が魅力。
しかしやはり住居と一緒で選択肢もそれほど多くなく、本当にやってみたい仕事を提供してもらえるかはわかりません。
よくあるパターンが地域おこし協力隊の仕事。
その任期の間に次の仕事を見つけ定住する人もいれば、地域おこし協力隊の仕事で、その田舎地域の特徴が分かり、考え直してその地域から離れる人もいます。
あと多いのが農家関係の仕事、観光地ならば観光案内所の仕事や、日帰り温泉の温泉施設での仕事などがあります。
地域によっては起業や店舗改装にも支援金がでる場合もあります。
例えば、
移住者の支援制度:子育て
過疎化に悩む自治体が一番きて欲しい層は「若くて、結婚して、子供を作る」移住者たち。
その為に熱心に支援制度のアピールをしています。
地域経済の活性や子供の増加は、本当に望まれている内容なので、各地でイベントも盛んです。
2019年9月29日(日)#智頭町 #旧那岐小学校 にて第8回本気の💓婚活‼️が開催されます✨
毎年県外からも多数参加頂いているの是非是非ご参加下さい💕こんな人に💕
・田舎暮らしを考えている
・本気でパートナーを探している
・都会の婚活に飽きたご興味ある方は #いざなぎ振興協議会 までご連絡を pic.twitter.com/dt1vwoLtiy
— モリ@鳥取県智頭町🌲地域おこし協力隊 (@chizuokoshi) August 8, 2019
というようなイベントで婚活なども展開されています。
そして結婚や子育てに関しては、例えば
などもあり、田舎で子育てを考えてる人も助かりますよね!
移住者の支援制度の注意点
次は移住者の支援制度の注意点を確認しましょう!
移住者の支援制度の条件
こういった支援制度はとても魅力的で、田舎への定住を後押ししてくれることは間違いないのですが、気をつけて欲しいことがあります。
それは条件と期限です。
支援や助成が適用されるには結構、細かい条件が必要です。
軽く読んで、理解したツモリ・・・、になっていたら大損です。
すでに田舎暮らしを始めている方は転入した日から、現在までの日数を数えるなど確認してください。
- 「3年以内~」や「転入して〇年以内」には気をつける
- 支援された券やクーポンの有効期限に気をつける
- 金額支給が表示されていてもよく読むと「現金」ではなく「地域振興券」である場合
詳細な情報を知らず失敗、移住者の支援制度が使えず!
具体的に言うと、そもそも支援制度については全く知らなかったし(苦笑)
興味もなし!
なぜなら自力で移住をし、定住を成功させて、田舎暮らしをスタートさせることに盲目的に邁進していましたから。
僕の自治体が行っていた代表的な移住者支援やUターン向けの支援は
なぜ、3年以内など期限があるかというと、ざっくりいうと
3年もいたらもう移住者じゃないやん
もはや地元民扱いしますから
という意味です。
あとは夢の持ち家の購入は運とタイミングだったので、契約してリフォームを開始したのが転入して3年と6ヶ月頃でした。
リフォームを監修してくれていた地元の建設会社の兄貴肌の社長さんが
といってなんと、市役所に怒鳴り込み・・。
しかも2回も!!笑
田舎にきた人を大切にするという、熱い想いに感激しましたが、役所は超クールで、「適応外です」でおわりました。
僕がもっと計画的に進められていたら支援制度が使えたかも知れませんが、タイミングが合わなかったですね。
あなたが同じように住宅関係で支援を受ける際は、参考にして気をつけてください。
さあ、移住者の支援制度をうまく使って夢をかなえよう
- 住まい、仕事、結婚、子育てなどの支援制度を調べる
- 条件、期限や支給方法を確認する
- 計画的に動かないと適応外になるので注意する
- 各自治体のHPの「移住定住ページ」
- JOINのサイト→コチラ
便利な支援制度は本当に魅力的ですよね?
様々な不安や心配がある中、少しでも助けてくれる内容だと安心して飛び込めますし、お金がない移住者にとって、助成金などは本当に助かります。
どうですか?悪い気はしませんし、いい気分になりますよね?
でも、そこが落とし穴です!!
移住者はお客様でも神様でもありません、ただの引っ越ししてきた人です
移住者の中には「〇〇してくれないの?」「来てやったんだから、もっと△△しろよ」と横柄な態度をとる人もいるようです、最低ですよね!(怒)
支援制度に依存しては田舎暮らしでは自立できません。
そこは意識して暮らしていきましょう!
あなたは善し悪しの判断ができますか?
空き家見学の時に持参できる、
点検項目チェックリストと点検箇所を写真付きで解説!
\PDFファイル付き!/