突然ですが、あなたはちゃんと愛車を冬用の装備に変更していますか!?
こんにちは、こっこです(@505cocco)
いきなりの質問ですが・・・、どうでしょう?
田舎でも、都会でも、大雪予報が出ているのにも関わらず、「自分は大丈夫~♪」
と考えて運転している人めちゃめちゃ多いです!やめましょう!!
しかも二駆の車なんかハマったら最後、滑って抜け出せません。いざというときにまったく歯が立ちません。
そうならない為にも、田舎暮らしに関係のない人もよーーーく読んでください。
今回のテーマは「田舎の車のハプニング!大雪で車中泊になった件。ちゃんと冬用の装備しましょう。」です!
がっつり当事者の体験談で、生々しい情報をどうぞ参考にしてください!
田舎は車なしでは大変!【田舎暮らしで失敗しない車選びのコツ】
合わせて読みたい!田舎の車のハプニング!大雪で車中泊になった件。ちゃんと冬用の装備しましょう。
2016年冬、大雪がやってきました。会社の駐車場から車を出すのに30分。
僕はちゃんと車内に除雪スコップを入れてます。
車の周囲を掘って、掘って、脱出スペースを確保。同僚にも貸し出し、手伝って脱出しました。
この時点で午後6時半でした。
帰宅道路にでると、やや渋滞。
トラック、タクシー、軽自動車、それぞれ慎重に走っていました。
僕の車はトヨタ・ヴォクシー・四駆。
この日は予報を事前に知っていたので、ガソリンは満タンに。携帯電話の充電器も車に接続できるようにケーブルも用意してました。
1キロ、ほど進んだところで、まずタクシーがちょっとした登り道を上がれなくなりました。
格闘すること5分、見かねた近所の人が段ボールを持ってきてくれて、タイヤの下に引き、ようやく脱出。
タクシーはその場で方向転換してUターン。
と判断して諦めて帰っていきました。
そしたらなんと、その登りで2,3台がUターン、おめおめと戻っていきました。
戻ったところで違う登りでアウトなんでしょうけど・・。
つまり、
タクシーで上がれない→
あ、自分の車もほぼ同じ装備だ、
やばい!→Uターン
のパターンですね。
これがめっちゃ多いんです。この車の動きによって、あちこちでUターン渋滞が発生します。
でも、なぜそんなに登れないのか、ほんとに、些細な、小さな坂です。
いや、坂というより、なだらかな傾斜のゆるい登り道です。
それは、雪の下のアスファルトが踏みつけられ凍結しているからです。夜も暗くなり、雪の下ということもあり、
ドライバーからはまったく見えません。
なのでドライバーは地雷地域に侵入するかのような恐る恐るの運転を強いられるのです。
僕の冬装備の車は余裕です。すいすい進みますし、ローギアでゆっくり、しっかり登っていきました。
なので、気をつけないといけないのが・・・、
雪と凍結はセット。雪だけならまだマシ!
ということです。
保険も大事、万が一にそなえて
悪循環
2キロほど進むと、今度は大型トラックが立ち往生。こういうときって一旦停止して再出発する大型車は弱いですね。
全然進まない上に、なんといっても・・・
そういう車をかわして、反対車線にふくらむのも一苦労です。そういった大型車の合間に、小さな車もスリップしています。
だんだん腹が立ってきます。
って。
そうなんです、みなさん、他人事なんですよね。ノーマルタイヤとかあり得ない!車内に除雪道具も持ってないし。
何度、降りてスコップ貸してあげたことか・・・。
結局、動けない車が、一旦停止の車を増やし、一旦止まると、スリップして動けないという最悪の悪循環。
とうとう3キロ目から完全に渋滞に巻き込まれ、反対車線も停止。
この時点で午後8時です。
2時間かけて3キロ、、、あり得ないですよね。自分は走れるのに!!
早めの切り替えを!
「あぁ、このままずっとここかぁ」
と諦め、リクライニングを倒し完全に休憩モードに。
1時間に一度、降りて、300mほど歩いて進んでみますが、動く気配無し。
この時の僕の思考というと
に集中していました。
でも、今思えば、その考え方は間違っていました。
この時点で午後10時、まったく動かず、雪も降り続けている。反対車線も止まったまま。
そうです、この時点で悟るべきだったのです。
今日は帰れないかもしれない。車中泊かもしれない。あきらめよう。
この切り替えは重要です。
なぜならそれによって、この後の動き方が変わるからです。
ガソリンの節約や、トイレ、家族への連絡、会社への連絡。そして車内での衣服の調整などです。
そして一番判断が遅れたのが、
食料でした
お腹が減り午後11時頃、歩いて500m戻り、コンビニに入りました。
びっくりするぐらい、食べ物コーナーがからっぽなんです!!
しまった!と思いました。同じように渋滞に巻き込まれた人たちが我先にと買いに来てしまい、
ほとんどの食べ物がなくなっていました。
お菓子すらありませんでした。
店員さんに聞くと、売り切れとのこと、そこで僕はダメ元で
ってお願いしてみました。
そしたら、同情してくれてパスタと菓子パンを出してくれました。ラッキー!
車内に500mかけて戻ると熱々のご飯が一気に冷めるので、吹雪の中コンビニの前でしゃがんで食事。
動かない車の列を見ながらの晩ご飯でした。
もっと早く切り替えておかないと、反省しました・・。
なので、みなさんも状況判断にはくれぐれも気を使ってください。
ようやく脱出したけれど・・・
午前3時半。
仮眠を経て、ようやく、数台の車が動き出しました。反対車線の車も、
ほんの数台だけ、ぬうように走り始めてます。
どうやら除雪車が数キロ先で作業を集中して行ってくれて先頭の車が抜け出せたようでした。
僕の車もトロトロ進み始めました。ローギアの10キロで、雪をしっかり噛むようにイメージしての運転です。
大通りにでました。なんとそこは完全に凍った雪の轍(わだち)になっており、カチカチの氷の道でした。
これじゃあ、普通の装備の車は絶対に無理だと思いました。
僕の車も前の車が走った轍をそのまま、走ります、もうタイヤがそこに自然にハマって走る感じです。
とにかく慎重にはしりました。なぜなら・・・
道路、両側の景色が逆さにひっくり返った車ばっかりだったからです!
ひっくり返った車や、街路樹に衝突した車ばかりで、
と、つっこんでしまった程です。ほんと、なんで、予報みてスタッドレスタイヤとかはかないのか理解できません。
雪国なのに・・。
とにかく、大雪の中、ワイパーを全力で動かし続け、前のめりの姿勢で、
ローギア10キロ速度、できるだけブレーキは踏まずに一歩一歩進んで自宅へと向かいました。
車は無事到着、が、しかし・・。
午前5時半
ようやく、我が家に到着。会社で除雪したり、車中泊したり、低速運転したり、ここまででおよそ
12時間ぐらい
かかってます。何が疲れて嫌だったかというと
自分の車は走れたのに、準備不足の車の渋滞に巻き込まれた。
この心理的疲労感は計り知れません。
そして、本当は僕は仕事に行くためには冬は毎朝5時家をでて40分かけて通勤してます。
到着した時点で5時半
もう終わってますよね。終了です。もう一度、いま来た道を通って通勤する?
いやいや、もういいです。ピッポッパで電話です。
軽いっ!!!
ということで、一安心でしたが。めっちゃ職場ゆるい、ありがたい・・。
そうなんで大雪なんです。ゆき、ゆき、ゆき。
今度は家の除雪です。2時間かけて除雪。ほとんど眠れてません。
これで本当の終了でした。ノンストップの1日でした。ほんと、おつかれさまです。
田舎の車のお話。ちゃんと冬用の装備しましょう。
✅雪はまだマシ!凍ったら動けない。
→ちゃんと雪用タイヤ、ちゃんとチェーン、ちゃんと四駆にしましょう、ちゃんと除雪グッズ用意しましょう。
✅切り替え重要
→天気予報を見て、燃料満タン。帰れるのか、帰れないのか、判断重要。早めに!
✅速度は超徐行運転で
→凍った道はよちよち歩きのように走りましょう。滑ったらもうハンドルききません。
ブレーキもなるべく使わないように、最初から速度は出さないように。
読んでくださってありがとうございます。
この話は会社では有名な話になっていて、「こっこが帰宅難民になった件」として毎年、冬になるといじられます。笑
今でも無事に帰れたことを思い出すとほっとしますが、当時はアドレナリン全開だったので、必死でした。
確か、他県では車が雪に埋もれて死者もでた大寒波でした。
皆さんも、くれぐれも気をつけてください。
また田舎移住を考えていて、雪国が候補地の読者の方はぜひ参考にしてくださいね。
これを読んで「絶対、雪国いやだー!」と思われるかも知れませんが、
気候は一長一短です。平和なときは雪遊びもスキーもできますしね。
このようにこっこの大雪の車中泊事件の原因となった車たちのように
ならないために、雪をなめない!という教訓を持ち帰ってください。
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