今回のテーマは「話題の田舎で副業?いえいえ、田舎暮らしは複業でいこう!」です!
なぜなら
田舎という特殊な環境がメリットを拡大し、そしてリスクも分散するから
都会では主に1つの仕事をこなし、それを週5日間続けるといったような一般的な働き方が多いですが
田舎で暮らしている移住者たちは少し働き方が変わります。
✅田舎でできる仕事
✅田舎で複数、掛け合わせができる仕事
✅複数の仕事がなかったらどうするのか?
✅これから田舎へ移住する人
✅田舎暮らしで仕事を探している人
✅田舎暮らしで副業を探していた人
✅田舎では仕事がないと思っている人
田舎で副業もいいけれど、複数の仕事はどうですか?
副業ではなく複業の仕事におすすめ:超小規模農業
移住者の田舎暮らしの場合は超小規模の農業をしながら
他の仕事を同時にこなすということで複業化。
超小規模とは、最初から農業だけで生計をたてる計画ではなく、あくまでも収入の仕組みの1つとして、小さく行う農業のこと。
小規模農園ビジネスや、体験型農業、貸し農園などもあります。
副業ではなく複業の仕事におすすめ:自伐型林業
山を保有していない外部の人間が委託されて行う林業。
山の所有者が生計のために山の木を育て、伐採し、販売する「自伐林業」に対してできたスタイルです。
最近、若者に人気の仕事であり、環境保全や薪の確保にもつながっちゃう!
イメージでいうと「フリーランスの木こり」が近いのかもしれません。
今週はみっちりグラップル乗れました!月曜日に乗り始めた時は造材前の1本を全く引き上げれなかったけど、だんだんできるようになってきました✨
どんどん上達してやるぞー!! pic.twitter.com/2JVqUzu2nY— 白川町地域おこし協力隊 山をつぐもの 《林業女子》 (@shirakawa_yama) March 6, 2020
副業ではなく複数の仕事におすすめ:地域おこし協力隊
過疎地域の活性化のために全国各地に配属されている隊員数は、2018年度では5,000人を越えます。
人気の仕事でもあり、個人力が試される仕事。
他のどの仕事よりも地域密着度が高く、いろいろなビジネス展開のチャンスもあり。
伊豆一の蔵さんで撮影でした🌸
桜餅に桜フィナンシェ、桜カステラ…
春いっぱいの美味しいお菓子が沢山!伊豆のお土産は、
是非 #伊豆一の蔵 さんで🍡135号線沿いで、行きや帰り道にスッと寄れてしまうところも
素敵ポイントです🚗#伊豆 #一の蔵 #お土産 #桜 #春 #135号線 pic.twitter.com/MndTV81zXz— 髙瀬真由◎東伊豆町地域おこし協力隊 (@lalamayuge) February 19, 2020
副業ではなく複数の仕事におすすめ:サービス業
カフェ、コーヒーショップ、レストラン、ゲストハウス、そして癒し関連のマッサージやセラピストです。
こういった個人事業をしている人たちも、自分で勤務時間を設定できるので他の仕事と掛け合わせが可能。
地域の人々を混ぜ合わせる、交流の場としてチカラを発揮できる仕事。
なぜ副業ではなくこれらの仕事が複業に向くの?
✅選べる仕事が少ないという現実
✅そもそも移住者が地元の一般的な仕事を選ばない
✅小さく展開して大きくつながれる
必然的にやってみたい仕事だけでは生活ができない場合もありますし、他の仕事と掛け合わせ、経済力を上げるという意味もあります。
そして、1つがダメだった場合のリスク分散にも!
新天地の田舎暮らしです、何がおこるかわかりません。
さらに「田舎」という環境も大きな理由です。
農業も林業も自然の仕事です、自然つながりの他の仕事や活動とリンクできますし、地域おこしや、サービス業は、地域と接するチャンスが多い仕事。
1つ1つを個人で小規模で行い、似たジャンルとリンクする、あるいは、他の移住者とチームで行う。
そういった結びつきが向いています。
田舎で複業の具体的な組み合わせは?
田舎の仕事。複業例:農業×セラピスト×SNS
✅農業→小規模で行い、品種も絞る。
例:大豆栽培、販売、味噌と醤油のワークショップを展開
✅セラピスト→自然環境を活かし癒やしを提供。
例:アロママッサージ。日常のケアを教えるワークショップ展開
自然派、健康派の需要をとりこめる。
野菜・お米販売を行い、ワークショップで集客。
同時に心と体のケアの大切さも伝えることができる。
またその逆でも集客可能。それをSNSで発信。
田舎の仕事。複業例:自伐型林業×薪ストーブ屋×SNS
✅自伐型林業→仲間とチームを組んで作業。
例:チェーンソーやトラックを共同購入で費用を抑える。薪も作る。
✅薪ストーブ販売→ほとんどの薪ストーブは輸入品。仕入れて、設置作業。
例:薪ストーブユーザーに林業で出た薪を販売できると、継続的収益に。
自然派、エコ派の需要をとりこめる。
季節をずらして作業ができる。リスク分散。
薪ストーブや煙突のメンテで毎年、点検代を収益化できる。
それをSNSで発信し、さらなる移住者を呼ぶという地域貢献。
田舎の仕事。複業例:カフェ×地域おこし×SNS
✅カフェ→週末限定で小規模で行う、必ずフリースペースを設ける。
例:ギャラリーやイベントを開催しつつ、営業し交流の場を提供。
✅地域おこし→期間限定だが安定収入。地域に密着、交流を意識する。
例:地元民と移住者のつなぎ役として活性化に貢献する。
地元民、移住者の需要をとりこめる。
飲食とイベントで集客。
同時に地域活性化につなげられる。
地域おこし任期終了後も、そのままカフェ運営に移行可能。
SNSで発信で宣伝効果大。
今スグ!田舎暮らしはブログ、ツイッター、インスタでガチで発信すべき!
副業も、複数の仕事もしなくちゃダメなのか?
実は移住者の仕事も段階があって、最初から複数の仕事をもつと、逆に大変です。
なぜなら、田舎暮らし自体、心身が慣れるまでには「お試し移住」をしたとしても時間が必要だからです。
まずは、環境に慣れ、できる仕事に慣れ、そこから数年かけて展開してみてください。
その過程で1つの仕事でも生計がたてられる、他に掛け持つ時間もないということであれば、あなたに最適な暮らし方ができている証なので、無理に展開することもありません。
田舎の副業は1人のイメージ、でも複業は1人で可能?
大丈夫!
仲間とコラボレーションして仕事を作り出していきましょう。
自分の中で複業化するのではなく、チームとして複業化してしまえば、ビジネス環境などもシェアすることができるので販路はどんどん広がります。
例えばパン屋とゲストハウスがコラボすると・・、
田舎のおいしい素材で作ったパンをゲストハウスの朝食として出す。
↓
「そのパンはオススメで、○○でもっと買えますよ」
↓
パン屋にお客様を流す
パン屋で「特製パンを使用した朝食が食べられる宿はこちら!」と宣伝
↓
SNSで発信しておけば、遠方客から認知される
↓
ゲストハウスにお客さんを流す
田舎暮らしでは移住者たちがこういったお互いの力を認め合い、一緒に仕事を展開しているシーンが多々あります。
1人が大変ならチーム化を、それも複業化の1つ!
さあ、田舎で暮らすなら副業もいいけれど複業もアリ!
✅田舎特有の仕事は複業化しやすい
✅相乗効果にもなり、リスク分散もできる
✅小さく小規模で行い、つなぎ合わせて大きく展開できる
✅チーム化できる
結局、田舎というフィールドは自由度がすごいんですね。
固定的にも働けるし、混ぜ合わせも可能ですね。まさに醍醐味!
あなたは善し悪しの判断ができますか?
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