今回のテーマは「【これで移住できました!】田舎暮らしをするなら読むべき本8選。」です!
ハッキリ言って、田舎暮らしに憧れる人はおそらく、みんな知ってて、読んでいる可能性の高いモノばかり。
逆に言うと「これを読んでおかないとマズいでしょっ!」というものも、含まれています。(マニアック本もありますが・・)
ど素人で、貸し農園でスコップで土の堀り方を教わっていた僕。
そんな超初心者が無事に田舎への移住を成し遂げて、田舎暮らしも9年目に。
それは今回の本があったから!
今でも読み返して勉強している実用的な本ばかりです。
移住後も、何年経っても重宝するので、ぜひ参考に!
そしてこの本がピッタリなのは!?
- 自然の中で暮らしたい人
- 田舎暮らしを考えてる人
- 自給自足を夢見ている人
- 今の生き方に不安がある人
✅田舎暮らしの農作業系の本
✅農的暮らしに役立つ本
✅生き方や哲学を刺激する本
【これで移住できました!】田舎暮らしをするなら読むべき本8選。
1:田舎暮らしにおすすめの本「半農半Xという生き方(実践編)」
京都府綾部市で『里山ねっと・あやべ』のスタッフとして綾部の情報を発信してきた塩見さんの提唱する『半農半X』
持続可能な「小さな農」と「天与の才(X)」を掛け合わせて暮らすことを掲げています。
暮らし方という問題と、生き方という天職の問題を同時にリンクさせて生きていく方法を具体的に解説されています。
- 「半農半アーティスト」
- 「半農半ボランティア」
- 「半農半カフェ」
- 「半農半NPO」などを紹介。
その他にも都会でできる半農半Xや「屋号と肩書きを持つ大切さ」など面白い内容です!
2:田舎暮らしにおすすめの本「山で暮らす愉しみと基本の技術 」
まさにこの本を書くために天から才能を授かったような著者の名作。
なんと、大内正伸さんの実体験+文章+イラストです。
ほのぼのとしたイラストがとてもわかりやすく、圧倒的な田舎暮らしの体験から解説されている技術や知識は本当に素晴らしいものです。
僕は移住前に読んでドキドキワクワクしましたが、今でも読み返しています。
- 石積みの方法
- チェーンソーの使い方
- 木の倒し方
- 簡単な小屋の作り方も解説
生活の知恵や今ではなかなか見られない囲炉裏もでてきます。
「自分であれこれできるようになりたい!」と思ってる人は必読ですよ!
昨夜から、以前から持ってた”山で暮らす愉しみと基本の技術 / 大内正伸(農文協)”を読み出した。以前はパラパラと拾い読みしてただけの本、今こそ必要な本になった。今回は隅から隅までじっくり読もう。何よりもノコギリの刃の目立てから詳しく絵入りで載ってる。益々必要なことだらけだ。
— ヤギヤスオ (@yagiyasuo) October 20, 2014
3:田舎暮らしにおすすめの本「ニンジンの奇跡 畑で学んだ病気にならない生き方 」
『循環農法』を提唱している赤峰勝人さんの全てがわかる一冊。
大分県にて無農薬、無化学肥料での野菜作りを実践し、安全な作物や食品を扱う『なずなの会』を運営されています。
特に代名詞とも言えるニンジンの栽培について、無農薬農法に取り組んで12年かかり見事に完成した内容の箇所は、思わず胸が熱くなります。
作物を食べてアトピーが治った女性の話や、土や虫までもが繋がって循環しているという考えは、ただの栽培方法の教科書などではなく、人生の価値観が変わる深い内容となっています。
→ニンジンの奇跡 畑で学んだ病気にならない生き方の詳細はコチラ
4:田舎暮らしにおすすめの本「沈黙の春改版 」
レーチェル・カーソンの代表作。
1962年に発表された古い本ですが、今もなお継続して読まれ続けている、自然破壊の警告を発した歴史的な一冊です。
人間が便利さと引き替えに推し進めた、自然への負荷とその代償が、ありありと語られています。
自然の征服を掲げて大量の化学薬品がばらまかれてきましたが、その矛先は害虫などではなく、結局は人間だという結論。
田舎暮らしであっても、自然に対して気をつけるべきことを教えてくれます。
5:田舎暮らしにおすすめの本「自然農・栽培の手引き いのちの営み、田畑の営み」
現代の自然農法の提唱者、川口由一さん監修の自然農法による野菜と米作りの教科書。
品目ごとに栽培方法がイラスト付きで紹介され、自然農法をやってみたい人のバイブルになっています。
- タネの蒔き時
- 収穫方法
- 干し方
- 必要な農作業道具の紹介など
自然素材のみで作る、苗の発芽を促す仕組み「踏み込み温床」などは、知恵の結晶だと思います。
耕さず、草や虫を敵とせず、肥料、農薬を用いることなく、生命の営みにひたすら沿う自然農
仏教にも精通し、徹底的に「方法」よりも「生き方」を自問し続けた川口さんの想いが伝わる名作です。
僕はご本人と会うことができたのですが、本当に自然が好きで、地に足がついていて、柔らかい方でした。
この方の影響を受けて無農薬栽培を始める人が多いです。
→自然農・栽培の手引き いのちの営み、田畑の営みの詳細はコチラ
6:田舎暮らしにおすすめの本「遊牧夫婦 A TRUE STORY of a nomadic 」
京都在住の作者、近藤雄生さんの力作。
東京大学工学部・大学院卒業という輝かしい学歴から、旅をしながら文章を書いていく!と決意。
『無職、結婚、そのまま海外!』というキャッチフレーズは興味がそそられます。
- オーストラリアでのイルカツアーのボランティア
- 東ティモール、西ティモールの話
- 5年間の旅の最初の1年間の紹介
ではありますが、誰もができない経験を綴られています。
人生においての選択肢の自由や広い視野、「こうしないといけない、こう生きないと周りから引き離される」という競争社会の固定概念を崩し、肩の力を抜いてくれます。
将来はどうなっていくのだろう・・・、と漠然と考えてる方、一度読んでみてください!
近藤雄生著「遊牧夫婦」読みはじめた。ノンフィクションの冒険もの。なかなかおもしろい♪何年間か旅しながら海外で暮らすのもいいカモ(^w^)
— maki watanabe (@watamaki) August 18, 2010
→遊牧夫婦 A TRUE STORY of a nomadicの詳細はコチラ
7:田舎暮らしにおすすめの本「完全版自給自足の本 」
ものすごくマニアックな本で、アウトロー感MAXのジョン・シーモア作の『完全版自給自足の本』。
四季を通して自然とどっぷり対峙して暮らす方法が、イラスト付きで紹介されています。
- 畑のデザイン
- 家畜の飼い方
- 食べるための絞め方
- 野菜の栽培方法
- 建築方法
- なんとビールの造り方も!
ハイレベルな一冊で、自給自足を憧れる人は必見ですね。
僕もよく夢見て読みふけり、実際に太陽光温水器のページは興味を持ち、現在の温水器導入のきっかけになりました。
8:田舎暮らしにおすすめの本「パーマカルチャー 農的暮らしの永久デザイン 」
パーマカルチャーとは恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことである
Permanent(永久)とAgriculture(農業)を合わせたこの考えはオーストラリアで盛んに実践されました。
人間の生活と水や動物、自然環境が「どう関係しているか?」を核心においたもので、あらゆる要素を適所に配置していく(デザインしていく)ことに重点をおいています。
- ニワトリの数は?
- 飼育場所は?
- 糞はどうする?
- 防風林はどの方角に?
- 何を、どう植える?
- 池はどこにあればいいか?
- 何の魚を住まわせるか?
- 畑はどのくらいの規模?
- 母屋からどの距離がいいのか?・・・、
とにかくどんどん自然の中での、人間の生活圏の構築がイラスト付きで解説されています。
このパーマカルチャーに憧れて田舎暮らしを始める人も多いです。
読者のレビューはコチラ
田舎暮らしをするなら読むべき本で、移住に前進!
- 半農半Xという生き方(実践編) [ 塩見直紀 ]
- 山で暮らす愉しみと基本の技術 [ 大内正伸 ]
- ニンジンの奇跡 畑で学んだ病気にならない生き方 (講談社+α新書) [ 赤峰 勝人 ]
- 沈黙の春改版 (新潮文庫) [ レーチェル・ルイス・カーソン ]
- 自然農・栽培の手引き いのちの営み、田畑の営み [ 鏡山悦子 ]
- 遊牧夫婦 A TRUE STORY of a nomadic [ 近藤雄生 ]
- 完全版自給自足の本 [ ジョン・シーモア ]
- パーマカルチャー 農的暮らしの永久デザイン [ ビル・モリソン ]
さあ、いかがでした?知ってる本はありましたか?
都会暮らしでも十分に田舎や自然を想像させてくれますし、移住でなくても心躍らされ、新しい価値観をもたらしてくれるものばかりです。
ぜひ、一度手にとって読んでみてください!
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