今回のテーマは「【失敗しない!】地方移住の家の探し方<保存版>」です!
田舎暮らしの醍醐味でもあり、難しい点が『家探し』
移住して新生活の基盤になる家ですから、いい家に住みたいですよね?
でも、この家探しで失敗する人が本当に多いってこと知ってますか?
それは家探しの方法が、ネットや不動産会社だけに絞られているということ。
さらには、その先の「家の見学」でも見るべきポイントが分かっていないから。
そこで、今回は・・
- 最初の家はどうするの?
- 理想の家と出会うには?
- 素人でもわかる!住んでもいい物件かどうか?
この記事は
・これから地方移住を考えている人
・田舎暮らしで家を探す予定のある人
・家探しの方法が分からない人
に役立ちます!
地方移住で失敗しない家探しの方法
地方移住は一発で引っ越し完了と思い込んでいませんか?
甘いです・・。
いきなりの新天地で、ノーミスで最高の家に着地できる移住者なんて、そうそういません。
まずは段階を踏んで『家を探し続ける』という方法が、失敗しにくいやり方です。
移住するなら借家から始めること
最初は安い借家でOK。
都会暮らしが恋しく、古い家に自信がないなら、アパートでもいいです。
この時点での一番最初の家探しの方法は2つ。
- 自治体の定住支援相談から紹介してもらった物件
- 現地、不動産屋に紹介してもらった物件
ここでは、最高品質を求めないように。
この家で半年から1年住むくらいに考えて、徹底して『人脈』を意識しましょう。
仕事やイベント、農作業、友人からの紹介・・。
出会った全ての人との繋がりが『宝物であり武器』になります。
最初の家は次に繋げるためのとっかかりなので、最高品質は求めないこと!
【誰もが気になる】田舎暮らしは賃貸と持ち家のどちらがいいの?
住宅や土地の情報は、地域の人脈に問い合わせしよう!
最初の借家暮らしで、田舎の環境に慣れ始めたあなたは『人脈』に加えて、たくさんの情報を知ることができています。
- 季節の慣れ
- 住みやすいと噂のエリア
- 地元民が冷たいエリア
- 狙ってるいい家の住人がもうすぐ引っ越して、家が空くという情報
これらを駆使して、次の家探しです。
徹底して『人脈』を使っていきましょう。
同じ移住者、地元民の友人、田舎インフルエンサー、役所の人、NPOの人、近所の農家・・。
こういった人達に『あなたの理想とする家のイメージ』を伝え続けます。
口頭で伝えるよりもズレがなく、受け取った人もさらに別の人に渡してくれて、どんどん広まります。
ですので、この段階であなたがやるべきことは、サイトや不動産屋ばかり眺めるのではなく、『情報』を参考に地域の人脈に問い合わせし続けていく、ということ。
あなたの理想の家をどんどん拡散していくこと!
インフルエンザになったついでに田舎インフルエンサーの魅力について考えてみた
夢の田舎暮らし!理想の空き家物件に巡り会えたらすること
あなたが理想とする物件が見つかった場合、ようやく念願の地方移住での『定住』が完了。
ここまで、時間をかけて遠回りのように見えますが、着実に進んできたハズ。
しかし、購入して持ち家にするならば、徹底して物件情報を収集していきましょう!
不動産屋が仲介で入っていても、家主さんが説明してくれても『あなたの目』で確認することが失敗しない家探しの方法です。
- 外周を見て回る
- 悪天候の状態も把握する
- 床下や屋根裏も見る
- 大工の友達や、経験者を一緒につれていく
こういった事を意識してから、改めて落ち着いて考えて購入しましょう。
いくら田舎の住宅が安いからといっても、大金が動く買い物です。
妥協せず、目利き力をつけて失敗を回避しましょう。
おかげで、家の弱点もわかりそれを踏まえた値段交渉もできて、完璧な買い物でした。
『失敗しない家の点検項目チェック』に関してはこちらをご覧下さい。
印刷して現場に持って行けるリストも配布してますので、きっとお役にたてます。
地方移住した先で失敗しやすい物件とは
家の見学などをする以前に、最初から『失敗のリスク』が高い物件も存在します。
最初からそういった物件には手を出さないように、地域の情報を集めていきましょう。
不動産会社から前の住人の情報を聞き出す
聞き出したいことは、1つだけ。
『退去の理由は?』です。
仕事の都合や、「気に入っていたけど手放した」はありがちな情報ですが、中には次のような理由もあります。
- 近隣住民とトラブって出た
- 冬になるとめちゃくちゃ不便で寒い
- 対策しても虫がやってくる
- 実はもうすぐ撤去される
近所にややこしい人がいる可能性が大。
家の近くまで除雪車がこなければ、除雪の作業量がハンパない!
白アリ、羽アリが来るということは、家がかじられてる可能性がある。
家主は密かに壊す計画をしていて、それを知った前住人が早めに引っ越し。
なぜ、その家が選ばれなくなったのか?は大きなヒント。
あるはずのものがない物件は失敗しやすい
お風呂がないとか結構あります、
あと、あってもお風呂とトイレは外にでて別の建物とか。
他には、窓がやたらと少なくて暗い、換気ができない。
車を停めるスペースがない(駐車場借りないといけない)
これらは地方移住の初心者にはハードルが高すぎます!
それが問題で見学にきた初心者は手出しできず、ずっと空き家でした。
こういう家は移住初心者にはキツいです。
ライフラインは整ってるほうが挫折は少ない
その地域の住宅に移住者が誰もいない
地域の他の住宅に、誰も移住者がいなければ相談ができません。
村のルールや善し悪し、行事の事なども気軽に聞くことができません。
さらに、一歩踏み込むとその地域に移住者がいないということは『何か理由があって寄りついていない』可能性もありますよね?
移住者の多さは住みやすさに比例します。
移住者に不人気の地域は怪しい
地方移住で移住者が住んでもいい物件とは?
これにもコツがあります!
地方移住で移住者が住んでもいい賃貸物件
失敗が少ないのは、先輩移住者が住んでいた家に住むこと。
その家の情報や近所のことも、根掘り葉掘り聞くことができるし、「住み方」も教えて貰える。
- 季節ごとの過ごし方
- メンテナンス
- 近所との付き合い
これらを伝授してもらえると住みやすく、失敗もすくない。
先輩移住者が引っ越しを考えてるという噂を聞いたら、アプローチ開始!
前もって予約しておこう。
地方移住で移住者が住んでもいい購入物件
- 改修費がかかりすぎない
- 暮らし方と家のサイズが合っている
- 家主との相性
いくらいい家でも、住むためにあちこち必要な補修工事が多いならキツい。
それが楽しめるレベルならOKだけど、背伸びしないといけない金額なら負担が大きすぎる。
一人で住むのに大きすぎる家や、アーティストなのに工房がない家、家庭菜園やガーデニングをしないのに広い庭、ほとんど家にいないのに多すぎる部屋数・・。
暮らし方にマッチしなかったらロスが多いので、これらを注意して『あなたのレベルにあった家のサイズ』を意識しましょう!
最後が家主との相性。
田舎の家主で多いのが『売ってやるぞ!』の上から目線。
これは注意。
それよりも『大切に引き継いで欲しい!』という姿勢の家主は話がまとまりやすい。
こちらも丁寧に礼儀正しく接していれば、値段交渉も応じてくれるし、近所への挨拶も手伝ってくれる。
そしてそういう家主の物件はだいたいがキレイに維持されてきた良質物件!
信用できます。
地方移住の家の探し方に役立つ情報
まずは気になる各自治体の『定住相談サイト』を検索。
そこでは空き家紹介があるので、おおよその家の雰囲気や、値段もわかります。
移住体験ツアーや地元の人との交流会イベントも豊富なので、お気に入りの地域のサイトは保存して、登録などをしておきましょう。
有益情報はもらさずゲット!
そういう人は、もう少し広い範囲で情報収集しましょう!
地方移住の家の探し方、まとめ
- 借家からはじめよう!
- 人脈を活かした情報収集
- 移住者が住んでいた家は狙い目
- レベルにあった家のサイズを意識
ようやく気に入った家が見つかったら、あとは契約して住むだけ。
しかし、賃貸の借家ならまだしも購入となるとハードルは高いですよね?
僕も200坪の土地に2階立て鉄筋倉庫、2階立て母屋、畑、小さな倉庫がついた家を500万円で購入しています。
何回も悩みましたし、家の隅々までチェックして、床下と屋根裏の状態を熟知しました!
その上で値段交渉し、見事半額以下(最初は1200万だった!)でゲット。
そこを1年かけてリノベして幸せに暮らしています。
移住前の準備から、移住したあとも、あなたと同じように夢の家を探し続けてきたからです。
何軒も空き家をみて、セルフビルド体験もしました。
なので家の善し悪しが少し分かるように。
田舎暮らし9年でわかった、空き家の目利きについてまとめたのが、コチラです。
きっとお役にたてると自信をもっていますので、地方移住で家探し、空き家見学のときには現場に印刷して持って行って下さい!!
では、いい家探しを!
あなたは善し悪しの判断ができますか?
空き家見学の時に持参できる、
点検項目チェックリストと点検箇所を写真付きで解説!
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