今回のテーマは「スローライフで田舎を満喫?超忙しい!のんびり田舎暮らしなんかできないですよ」です!
ということで、今回のテーマは「スローライフで田舎を満喫?」です。
自給自足でもして、のんびり暮らして、朝起きて畑に行って、野菜をとって、それでご飯を作って、
縁側で読書をしたり、コーヒーを飲んだり、眠くなったらうたた寝して、
夕方には散歩に行って・・・、
って、できるかぁー!怒
✅超忙しい理由の数々
✅スローライフという言葉の一人歩き
そしてこの記事は・・
✅田舎暮らしをのんびり過ごす予定の人
✅スローライフに憧れている人
✅今忙しくて、田舎に行けば楽できると思っている人
誰も教えてくれなかった、成功する移住者たちの7つの共通点とは?
スローライフで田舎暮らしをエンジョイ!?
超忙しいし、のんびり田舎で暮らすなんて無理。
もうタイトルからして答えは出ているのですが、冒頭でも出たようなゆったりと時間が流れ、
毎日のんびり暮らすということが可能かどうかというと
答えは不可能です。
いくつか理由がありますので順番に説明していきますね。
スローライフで田舎で暮らすなら不便さと向き合うこと
田舎暮らしにおいて不便さは必ずついて回る問題です。
そして、それを自分自身で補い創意工夫することが、田舎暮らしの醍醐味だと僕は何度も以前の記事で解説してきました。
ほとんど多くの場合、それは自分の時間を使うことになります。
広い田舎の地域を移動するにも、移動時間はかかりますし、
買い物に行くのも時間がかかります。
この日常生活に時間がかかるというのはかなり大変なとこです。
田舎の不便は〇〇で解決。できると田舎暮らしが豊かになります!
スローライフで田舎で畑をやりたい!
ほとんど多くの人が畑や家庭菜園をやりたい、米作りをしてみたいなー、と憧れていると思います。
農作業は思った以上に時間がかかります。
田んぼや畑の草刈りにも追われますし、面積が広ければ広いほど、種まきや苗の植え付けにも時間がかかります。
特に畑は毎日のこまめな目配りが必要となります、あと意外に知られていないのが、
収穫した野菜などを洗ったりゴミを取り除いたり傷まないように保存する方法などは、
一つ一つ手間がかかり、収穫できた喜びはあるものの、口に入るまでは結構な時間を費やします。
あなたは大豆や小豆を収穫して、さやから豆を出したことありますか?
虫やゴミも混ざっているので、非常に細かな選別が必要となります。
また収穫した葉物野菜も若干、虫もつきますので、
葉っぱを1枚1枚丁寧に洗ってから保存しないといけません。
楽しみではあるのですが大変です。
スローライフの憧れ。田舎なら薪ストーブライフだ!
田舎暮らしで人気があるのが暖をとるためのエネルギーになる薪を使った暮らしです。
つまり薪ストーブと薪風呂です。
これらに憧れている人は意外に多く、ぜひ体験して味わってみたいとよく言われています。
しかし、やはりそれは「お客さん」として体験したいだけであって、
それらを日々、準備して使うとなると相当な量労力がかかります。
1,薪風呂
僕は以前、薪風呂を使っていたのですが・・、
- まず湯船には水を貯めます
- そして一旦屋外に出て水の循環式の薪ボイラーに火をつけます
- あとは小まめに薪を足して温度調整
- 冬は誰かが外にでてちょこちょこ、調整。寒い!
- でも、めっちゃ芯から柔らかいお湯で、最高!
経験が必要ですが、どれぐらいの量の薪を入れれば、大体お湯の温度がちょうど良くなるかというコツも掴めてきます。
普通の家では、お風呂は蛇口をひねればお湯が出るのですが、
僕が以前住んでいた借家では水しか出ません。
給湯器のある蛇口なら、たった数秒で終わるお湯出しを、
1時間以上かけて湯船にお湯を貯めないといけません。
もちろんその分、薪風呂のお湯のなめらかさといつまでも体が温まる力は本当にすごいもので、
ぜひ一度は皆さんには体験してほしいと思ってます。
2,薪ストーブ
そしてもう一つ薪を使ったものが、薪ストーブです。
冬の寒い体を芯から温めてくれ、炎がゆらゆら揺れる姿は本当に美しく、
家の中を見た目でも温めてくれます。
そんな最高の薪ストーブですが、そこに至るまでの過程は想像以上に大変です。
まずは薪の確保が大変です。薪はもちろんお金で買うことができますが、
大半の人が自力で探してきます。
どの光熱費もそうなのですが、お金をかけてそのエネルギーを得てはいますが、
個人的には薪をお金をかけて買ってくることは、僕はあまり好きではありません。
あちこちで探してきて確保しています。
合わせて読みたい!
【注意】薪ストーブを設置しないでください。家が快適すぎてダメ人間になります。
【初心者向け】薪割りは手斧、手動式、エンジン式?3つの方法とコツを解説
もちろん自分でチェーンソーで木を切って、短く玉切りをし、
薪割りをして乾燥させます。皆さんは一般的に薪が乾燥するのにどれぐらい時間がかかるか知っていますか?
答えは2年です。つまり先を見越して今から仕込んで乾かしていくのです。
そして僕の家みたいに冬の暖房を薪ストーブで補うなら大量の薪が必要となります。
つまりそれだけ薪を確保しないといけないということです。
最高の暖房にはなりますが、それと引き換えに自分の時間労力は計り知れません。
僕の薪割りを飛躍的に楽にしてくれて、忙しい子育ての合間にも「20分だけ薪割!」と
すばやく動けたのは薪割り機を導入したからです。2日あれば1シーズンの薪割りできちゃいます。
この写真の薪の量がたった2日で!!完了できたのは
薪割り機のPLOW(プラウ PH-GLS15PROを使ったからです。
PLOW(プラウ) PH-GLS15PROの詳細はコチラ
スローライフで田舎暮らしは多趣味で忙しい!
移住してきて、「無趣味です」という人は見たことがありません。
田舎での趣味というとほとんどが、自然と絡んだ趣味になります。
山登りにしろ、農作業にしろ、釣りにしろ、どれも拘束時間と準備が長いものばかりです。
そしてみんな当たり前ですが嫌な仕事はサクッと終わらせたいのですが、趣味に関しては好きなことをやっているので非常に手間暇をかけます。
冒頭のところで「のんびりスローライフで田舎を満喫」を僕は反対をしましたが、
という意見もあるかもしれませんが、こういう人たちは本当に自分がやりたいことを叶えようと、
精力的に行動する人たちなので、むしろやりたいことに囲まれてとても多忙になります。
同じ地域の知り合いで、ものすごいお金持ちの人がいます。
その人は山の上に広い敷地を持っていて、動物を飼いながら農園を経営して暮らしていますが、広い土地の管理や、動物の世話、農作業などに追われ、この人本当にお金持ち??といえるくらい、あくせく働いています。
他の人もそうなのですが、年配の方で資金的に余裕がある人でも、のんびりしてる人はまず見たことありません。
皆さんやりたいことや、お友達と一緒にグループを作ったり、ボランティアなども精力的に行って、本当に充実している中、多忙を極めています。
まぁ、じっとしてられない人ばかりですね。
スローライフで「田舎のんびり」の正体とは何なのか?
田舎暮らしでのんびり、スローライフで丁寧に暮らすといったイメージはあくまでも「都会」の暮らしや、暮らし方、生き方と比較して比喩された表現だと思います。
田舎には田舎の忙しさがあり、スローライフは現代人のファストライフに対する反論でしかありません。
つまり概念上のキーワードでしかありません。
実際は都会の人と比べて、満員電車のストレスやハイスピードの生活のストレスが少ないだけで「忙しい」ことには変わりないのです。
それでも、スローライフで田舎を満喫したいなら
以上の理由から田舎暮らしをのんびり、ゆっくり、スローライフを満喫するという事はほぼ不可能。
仮に選択肢として、ゆっくり過ごす、ゆっくり暮らすということを選べたとしても、
多くの人たちが田舎という自然に恵まれた素晴らしい環境の中、
自分たちのやりたいことを最大限やりこなすことに重点を置いているので、
必然的に忙しくなってしまいます。
✅田舎の不便さは時間でカバー
✅農作業は時間がかかる
✅薪ストーブ生活は多忙を極める
✅スローライフは言葉の1人歩き
とはいったもののどうにか、田舎暮らしでのんびり過ごす瞬間を少しでも味わえないものでしょうか?
てっとり早いのが「お客」になることです。
「のんびり過ごす」=「非日常」と考えたらいいので、田舎に旅行して、
思いっきりゆっくり過ごして味わってしまいしょう。
そこには日常の忙しさもなく、おもてなしが待ってますので、理想的な時間を過ごせるハズです。
では農家民泊や体験型宿泊が可能です。のんびり縁側でゴロゴロ読書をしたいかたは、こういうところで過ごしてみてはいかがですか? 民泊・農泊予約サイト 『STAY JAPAN』
「お試し移住」のきっかけとしても使えるサービスですね!
あなたは善し悪しの判断ができますか?
空き家見学の時に持参できる、
点検項目チェックリストと点検箇所を写真付きで解説!
\PDFファイル付き!/