今回のテーマは「セルフリノベーションのススメ、メリットとデメリットとは?」です!
セルフ改修、セルフリフォーム、セルフビルド、そしてセルフリノベーション・・。
自分で家を住める状態にもっていくことですよね。
今回は田舎暮らし歴9年、まったくの素人だった僕がかんたんな大工仕事を学び、
自分で家を1年かけてセルフリノベーションしてわかったことを解説します。
□元・飲食店皿洗い
□田舎暮らし10年目
□移住先にて友人宅の家づくりに参加
□移住先にてセルフビルド塾にてかんたんな大工仕事を覚える
このスペックで作業開始しました。
✅セルフリノベーションメリット・デメリット
✅セルフリノベーションに使った道具
✅セルフリノベーションの魔力とは?
そしてこの記事はこんな人にオススメです!
- 田舎暮らしで自分で家を改修して住みたい人
- 古民家をセルフリノベーションしてみたい人
- 業者に頼むしか選択肢がない!と思っていた人
知らなきゃ損!田舎に住みたい家を見つけたらチェックすべき6つのこと
セルフリノベーションのススメ、メリットとデメリットとは?
なぜセルフリノベーションをすすめるのか?
「仕事ではないので、自分の好きなように考えて、好きなように作り変えられる」
ですね。
誰からもあーだ、こーだ言われることもなく、厳しいノルマもありません。
リアル・プラモデルのように自分のワクワクする理想を具現化できます。
それはもう、人生でもなかなか味わえない楽しみです。
セルフリノベーションのメリット
セルフリノベーションは好きなように変更できる!
せっせと、壁に色を塗っていても突然・・
みたいな急な変更もOK。
これがしかめっ面したプロの業者さんだったら、めちゃくちゃ言い出しにくいですよね。
絶対、その後の雰囲気最悪ですよ。
セルフリノベーションはやってるうちにどんどん、アイデアがわきます。
もっとこうしたい、ここにあれをつけたい!などなど、止まりません。
考えながら、変更を繰り返す自由さがある!
【まとめ】田舎移住を支援してくれる情報サイト集とあなたがやるべき事
セルフリノベーションはお金の節約になる
普通、家を改修するとなると出てくる登場人物は以下3名です。
・材料さん
・工務店さん
・職人さん
です。
この3名が連動してプロの仕事をしてくれるから美しい家ができあがるのです。
しかし・・
とかかった費用はざっくりこんなイメージできえていきます。
ちなみに工務店の諸経費の中に人件費が含まれてます。
要するに全体の半分以上が家の改修を助けてくれた人たちの報酬になってるのです。
逆にいうと、ここにお金をかけなければその分は節約できるということです。
プロが完璧にこなす完璧な仕上がりも、自分でやるとガタガタ・・。
でも価値観を変えると、「今の自分らしい仕上がりだ!」「これくらいラフなほうがいい!」「プロはツルッと、カチッとしすぎてる!」
とも感じられますよね?
材料も、ネットで自分で買えます、洗面台もお風呂も!
どうしてもできない所だけ頼めばよし!
工務店に頼むと、半分以上は人件費。節約するならそこだ!
セルフリノベーションはワークショップ化できる
たった1人で作業してると孤独で大変です。
早ければ朝6時から夜10時まで、コツコツ作業していました。
しかし、何度かたくさん友人がきてくれました。
その時たくさんのど素人がいたのですが、経験者が教えながら作業することによってすぐに上達。
「学び」があり、しかも作業も一気に進んで一石二鳥です。
教える方も、教えることで、それがまた振り返りとなりスキルアップにつながりました。
大勢で出来るメリットがあり、勉強の場となる
【未経験者向け】セルフビルド・リフォームの方法。これを読んだら流れが分かる。
セルフリノベーションのデメリット
セルフリノベーションは時間がかかる
「お金をかけたくないなら、時間をかける」
「時間をかけたくないなら、お金をかけろ」
というシンプルな法則です。
セルフリノベーションは素人の作業です。
効率も悪く、途中でやり直しや変更もでてきます(そこが楽しいのだけれど)
どうしても時間はかかってきます。
だんだんご近所さんからや妻から・・
というプレッシャーはあります、笑。
「予定は未定」と言い張ってコツコツやってました。
セルフリノベーションは予想以上に時間がかかるもの
【誰もが気になる】田舎暮らしは賃貸と持ち家のどちらがいいの?
セルフリノベーションは道具を揃えないとできない
工務店に頼んでいない時点で道具がないですよね?
貸してくれる人がいればいいですが、なければオークションやネット、地元のホームセンターや金物店で購入しましょう。
おそらく20万くらいはかかってきます!
しかし、それがさっき述べたように、業者に払わなくてすむ金額でもあるのです。
またセルフリノベーションをすると、道具は揃えたくなってきます。
セルフビルダーは一度経験すると、だいたいの事ができてしまうので、ハマってしまいます。
【田舎暮らし】中古住宅を自分でリフォーム、ただの皿洗いだった僕が最初にしたコト。
セルフリノベーションはすすまない
当たり前ですが、自分が作業しないと1ミリも進みません。
仕事にいったり、家事をしたり、子育てしてるとまったく現場にはいけません。
工務店に頼むと、仕事帰りに顔を出すとプロの早業であっと間にできあがっていて驚くのですが、1人だとそうはいきません。
ぼくは思い切った行動をとりました・・
本当に1ヶ月休んで毎日、現場に通って夜まで作業してました。
音の出る電動工具は夕方まで、夜は静かな塗り作業をしてました。
で、これオチがあって
実話です。
セルフリノベーションは勝手にはすすまない
とこのようにデメリットもあって、躊躇してしまう人もいるとは思います。
僕もまさか自分ができるなんて思ってもいませんでしたし。
でもやってみてぼくが感じたことは・・
セルフリノベーションはDIY精神の全てがある
家を作っていくという、実際の作品作りもそうなのですが、考え方が大きく変わってきます。
・どうすればうまくいくのか?
・この作業はこんなに大変なのか?
・自分にはなにができて、なにが足りないのか?
他者(工務店)にできるだけ依存しないということは、モノ作りでも、考え方でも「自分でやってみる、自分でかんがえてみる」が超加速します。
その結果家が完成すると、本当に心の底から震えます。
毎日、毎日家から出たくなくなるほどの愛着。
不備がでても組み立てたので直し方も熟知。
さらに、得た知識と技術は消えません、どんどん他の作業と考え方にも応用できます。
以上の事をもってぼくが言えることは・・
「またやりたくなる」
ですね!僕の師匠いわく
だそうですから。
これこそがセルフリノベーションの魔力ですね!
さあ、セルフリノベーションで自分の暮らしを作ろう!
✅セルフリノベーションは好きなように作り変えられる
✅セルフリノベーションは人件費の節約になる
✅セルフリノベーションはワークショップ化できる
✅セルフリノベーションは時間がかかる
✅セルフリノベーションは道具をいちから揃えないいけない
いかかでしたか?ちょっと興味がでてきましたか?
勢いは大事ですからねー。
壊したら、再生し始めしかないので、悪役キャラがいう定番のセリフ
「破壊は再生の始まりだ!」
は見事にあてはまりますね。最後に、役立つ情報をのせておきますね!
ぼくがセルフリノベーションで1年かけて作業して使ったものや、便利だったものです。これさえあれば1年以内にできるはず!
では頑張ってくださいね!
【注意】薪ストーブを設置しないでください。家が快適すぎてダメ人間になります。
セルフリノベーションに使った便利なもの
✅バール
→板を外したり、叩いて割ったり
✅ハンマー
→叩いて割ったり
✅くぎぬき
→釘は抜いていきましょう
✅丸ノコ
→柱はきっちゃダメ、それ以外の不要なところを切る。
→外れなくていらない建具は切って、撤去も可能
✅がら袋
→ゴミやがれきは大量にでる
✅丸ノコ
→定番・必須。木材を切っていく
✅丸ノコガイド
→まっすぐ切るための補助具
✅インパクトドライバー
→欲張って18Vでなくても14.4Vで充分。ビスを打つもの。
✅ランダムサンダー
→木材を磨くもの
✅さしがね
→L字型の定規。必需品。
✅メジャー
→スケールともいう。5.5mのものが便利。
✅養生セット
→養生テープや養生シートで汚したくない所をカバー
✅ノコギリ
→両刃で縦引きと横引きがあるもの
✅水平器
→水平を確認する
こっこは日立を使ってます!
ぼくはマキタを使用中。
✅角ノミ盤
→木材にホゾ穴をあける電動工具。中古かレンタル。
→手でホゾ加工を10箇所以上するなら合った方が便利、速い!
✅レーザーレベル
→水平と垂直をレーザーでラインを出す道具。安いので充分
✅ディスクサンダー
→刃を替えれば、木材でもコンクリでもなんでも切れる。
→研磨用の刃にすると木材の磨きもできる
オークションで中古か、もしくは引退した大工さんから借りる
職場でもよく使ってます、便利!
ではいいリノベーションライフをお楽しみください!
やみつきになりますよ~。
あなたは善し悪しの判断ができますか?
空き家見学の時に持参できる、
点検項目チェックリストと点検箇所を写真付きで解説!
\PDFファイル付き!/
[…] セルフリノベーションのススメ、メリットとデメリットとは?|田舎暮らしならCoccoblogあなたはセルフリノベーションについて知りたくはありませんか?本記事では田舎暮らし9年目の […]